某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

いつか

2010-11-27 | 読書メモ
「いつかイギリスに暮らすわたし」
  井形慶子

「べビーを連れて女性が一人で海外へ旅立つことができるか」
出発はそこからだ
いきなりガツ~ンと来ましたな
イギリスの紹介だったり
旅先での面白おかしい話や体験を
エッセイにしてあるのかな

思っていたので。。。
イギリスはイギリスであり
憧れであり
新しい扉を開いた世界であり
目印であり
帰っていく場所であり
抱きとめてもらうゴールであり
いろいろな意味を持っている
すごく簡単に
失礼なほど大まかに
まとめると
女性の幸福な暮らし方の模索

20代後半で
男にも女にも
どのように生きるか
決断の時がある
初めてなので
止まるか進むかのような
それが最後の決断のような
そんな気分にはなる

その後にもいろいろあるのだが
その時は分からん
友人&知人にも
シングルマザーがいる
才能豊かで
子供を愛し
生活の基盤のために会社を立ち上げ
頑張る女性
家族を持ちながらも
仕事という自己実現を抜きには
人生を考えられない女性
自己犠牲と自己実現の間で迷う女性
寂しさと煩わしさを天秤にかけて揺れる女性
そういえば・・・

彼女たちの顔を思い浮かべた
みな
自分と向き合い
現実と戦い
「素の自分の力」をただ一つのアイテムに
日々もがいている
いつか辿り着くであろうどこかへ
帰っていくんだ
「日本人の背中」で
井形さんの言葉が気持ちよく
元気になる~

思ったのは
彼女の
そこに存在する人間力
彼女が彼女である素の力の所為だ

思った