今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

乾燥 ヤマドリタケモドキの仕上がり   2016.09.21.(番外2)

2016-09-21 19:35:47 | きのこ など




 どうです?まだ、乾燥してないと思ったけれど、傘の部分はスポンジのようでした。
十分乾燥はしているようですが、最後に天日でカラッと乾燥してストックする積り。勿体ないから友達と、
勤め先のフレンチのシェフのところに持っていこうかな。



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台風一過 庭の秋明菊       2016.09.21.

2016-09-21 08:14:11 | 




 今回の台風は数日前から降り続いた雨の影響もあって、水の被害が多かったようだ。流されて行方不明になっている方もいるとのニュースも聞いた。

 昨日は昼前に勤め先では、自宅など気掛かりなことがある所員は早退を許可したものの判断が遅かったと思っている。自分は通常通り、仕事をしたが帰り道は雨は既に止んでいた。






 
 翌朝、すでに開いていた秋明菊はかなり散っていたが、それでも沢山の花が残っていた。








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きのこな3連休 初日       2016.09.17.(1)

2016-09-20 21:59:27 | 山、花、山野草

ウラムラサキ


 イグチ大爆発の翌週、同じ山を再度、歩いた。鳥取大の先生に水色のイグチを見せた後に、別のAureoboletus sp. のサンプリングをN夫妻に頼まれたからだった。今年はまだ見ていなかったから、この週に出会わなかったら今年は終わりになる可能性が高い。

 1週間では山の様子はそれほどは変わらないだろうとは思いつつ・・・・




ナラタケモドキ
前週はほとんど出ていなかったが、この日はそこら中で出ていた。




ウコンハツ




ケロウジ




ヒメウグイスイグチ




        

地面ばかり見て歩いていると、木に出ているきのこに気が付かないことがある。後ろを振り返った時に気付いてびっくり。








ダイダイイグチ
相変わらず・・・・



クサウラベニタケ
これも先週は見なかったなぁ・・・






   



ニシキイグチ?
どうなんでしょう? 傘径20cmくらい。







Hygrocybe sp.
この手は相変わらず、分からない。




カバイロツルタケ




ベニウスタケ




Russula sp.




ん?


クリイロイグチモドキ







コビチャニガイグチ
孔口をこすると褐変?する


   
不明の Russula sp.







アケボノアワタケ


 未記載のAureoboletus sp.に出会うのはまだまだ、先のこと。


つづく。


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食の秋 きのこは・・・   2016.09.18-9.(番外)

2016-09-19 23:22:01 | きのこ など





 たいそうなタイトルだけれど、勤め先で異動が発令されて、今晩は私的な送別会あったので、じっくりとは報告できそうもない。この3連休は近場できのこの観察ばかりしていた。

 クリフウセンタケは何処にでも出ていた訳ではないが、出るところには出たという感じ。

 それから、この休みで発生が印象的だったのはタマゴタケ。






タマゴタケは左側だけど、右側に写っているビロードツエタケにも注目してね。








 きのこを収穫した後の拷問。収穫したきのこを洗わなければ。鮮度の良い状態で食べたいし、知り合いに配りたいから。
それに、下調理を急がないと黴が生えてどうしようもなくなる。今回、クリフウセンはほとんどつぼみの状態で収穫できたから、洗うのも簡単だった。極上の質で冷蔵庫に保存できた。




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ようやく、今年もヤマドリタケモドキを干す   2016.09.17.(番外2)

2016-09-19 07:59:02 | きのこ など




 今年は梅雨が明けてから雨がほとんど降らず気温が一気に上がったままだったから、夏きのこはほとんど姿を見せず、地面は砂漠のようだった。庭では冬に植えたドウダンツツジが葉を落とすほどに乾燥したくらい。

 8月の終わりから台風の影響で雨が降ってもヤマドリタケモドキの姿はあまり見なかったのに、何と秋のきのこと一緒に出てきたではないか。いつもの山でサクラシメジとクリフウセンタケの出始めを確認してから帰宅する途中、国道の路肩に出ているヤマドリタケモドキを見つけ収穫した。動体視力を鍛えていた甲斐があったというものだ。

 大きいもので傘の径が15cmくらい。柄の太さは5cmほどもある。刻んで干すことにしたが、切ってみると・・・・





全く虫が入っていない。ヤマドリタケモドキの独特の匂いが部屋いっぱいに広がった。





ネットに入れて干す


 収穫した日の晩から雨が降り出し、昨日は9時頃から土砂降り。室内で扇風機を回しているが、なかなか乾いてはくれない。でも、まだ黴は生えていないから、何とかなるだろう。一緒に収穫したコウタケも干しているから、家の中は複雑な匂いが立ち込めている。



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戸倉峠で  峠の旧道を歩く      2016.09.04.(5)

2016-09-18 22:09:32 | 山、花、山野草

 


 トンネルが出来て使われなくなった峠の旧道を歩いた。道は舗装されたままになっているが、看板には通り抜けはできないと書いてあった。本当だろうか・・・・




ホオズキ





なぜか、モンキチョウが群れていた。



ゲンノショウコ
ここは白花と赤花は半々なのか。






ミズタマソウ




ノコンギク



 かなり上まで歩いて行ったが大した出会いもなさそうなので引き返してきた。車まで戻り靴を替えていると、頭上にアケビの実が沢山生っているのに気が付いた。





一枝折り取って土産にした。


 その後、予定通り氷ノ山に登る道を登って行ったがきのこの季節でもないので何もなく・・・・、道端の見慣れぬ植物。










  
ナス科の何か?




ゴマナ



 途中で嫌になり引き返した。実は今日、家を出るときにバアソブが観たいと思っていたのだが、そう思うとなかなか出会えないもの。過去に見たことがある音水渓谷に行くことにした。



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緊急きのこ発生情報  サクラシメジ、クリフウセンタケ、コウタケ   2016.09.17.(番外)

2016-09-18 07:41:43 | きのこ など
 近隣にお住いの方々、兵庫県東播地区では秋のきのこ(サクラシメジ、クリフウセンタケ、コウタケ)が出始めました。
近くの里山にお急ぎください。




サクラシメジ








クリフウセンタケ
2ヶ所の山で確認




コウタケ



 今年の夏は暑く、雨も少なくて秋のきのこなど、いつ出るのか、などと思っていたが、台風が幾つか近くを通ったら意外にも早く、秋のきのこが出始めたようです。といっても、当日はヤマドリタケモドキも沢山採れて、しかも虫食いゼロ。




ヤマドリタケモドキ



 しばらくは、夏きのこ、秋きのことも楽しめそうです。



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イグチなど 爆発 Ⅲ       2016.09.11.(3)

2016-09-17 23:30:27 | きのこ など

ブドウニガイグチ



 このシリーズは3回目で、これでおしまい。最初がブドウニガイグチってのはどうなの?ということだけど、当日のこの場所で圧倒的に個体数の多かったのはブドウニガイグチだった。それではまた、出会った順番に。



   
ヤシャイグチ
何かなと思って石をどけると夜叉が隠れていた。



   


   



ウラベニヤマイグチ
この場所でもウラベニヤマイグチはかなり出ている。僕が胞子をばら撒いているのかなと思うほど、良く観察している場所、3ヶ所とも発生を確認。



   



アケボノアワタケ



 



ヤマドリタケモドキ





クリイロイグチモドキ 



 ようやく、池の土手まで歩いてきた。きのこが爆発状態でここまで来るだけで息切れ状態だ。









ツルリンドウ



 もう少し、歩いて行く。




ヤマドリタケモドキ




コテングタケモドキ



   
ユキワリ?
全く自信なし。一度だけ、老菌に出会ったことがあるだけで何とも・・・・




シロオニタケ




ハナホウキタケ




ウスキニガイグチ
裏を覗くのを忘れた。ちょっと、きのこ出過ぎです。




ヘビキノコモドキ








不明
毎年見ているが分からない・・・・



ニシキイグチ? ニセアシベニイグチ?
確認せず。ちょっと疲れました。







ミキイロウスタケ




コガネヤマドリ




アカヤマドリ




ウラグロヤマイグチ



 フラフラになり、山を下った。友人とこれから蕎麦を食べに行くことにした。駐車場で・・・・












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イグチなど 爆発Ⅱ       2016.09.11.(2)

2016-09-17 08:17:51 | きのこ など
        
        ヤシャイグチ


 続編である。何も撮った写真を片っ端から並べなくても良いんじゃないかと思うけれど、記録なので。。。最初はとっておきの個体から。綺麗な姿、高さは10cm程。







        




ダイダイイグチ
先日、こちらに来られた鳥取大の先生方はダイダイイグチは日本海側では何故か、見られないと仰っていた。不思議。




ミドリニガイグチ
状況が良くなるとミドリニガイグチも大きく見映えする。



   
コビチャニガイグチ
当然、ミドリニガイグチより倍ほど大きい。




キアシヤマドリタケ(仮)




クリイロニガイグチ
フモトニガイグチとクリイロニガイグチは同じものと記憶しているが・・・・








ウスキニガイグチ   Tylopilus alkalixanthus Amtoft
の若い菌だと思っている。臭い。








ブドウニガイグチ
育つと色が薄くなる。



        
        フクロツルタケ
最近、名前がややこしくなった。T先生も名前はそのままにしておいた方が良かったかな、と言ったとか言わないとか。



   
coortinarius sp.
傘の径は2cmほど。




ハダイロガサ
この時期にはあまり見たことがないような。沢山出ていた。



まだまだ、つづく。


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イグチなど 爆発       2016.09.11.(1)

2016-09-16 22:50:16 | きのこ など
 朝、起きてから友人にメールをした。友人はきっと、S公園にきのこを探しに行こうとしているだろう。前日のN夫妻と鳥取大の先生の話では神戸市北区方面ではきのこはまだ出始めていないとのことだった。

 自宅周辺では昨日の段階でイグチ類は出始めていたから、どうせならこっちに来たらどうかとメールを送っていた。汗が吹き出し止まらなくなったので、シャワーを浴びてから待っていた。

 10時過ぎに友人はやってきた。長野産と鳥取産の梨、各2個がお土産。その事情は省略だ。今日の目的の山に向かう。途中、車窓からきのこが見えて急停車。




シロテングタケ


 その手前に・・・・




ノウタケ



 それから更に北上して、目的の山の下に車を停めて歩いて行く。きのこ探索だけなのでカメラには35mmを付けて他は持っていない。未舗装の道を歩いて行く。




        
        ヤブマメ


 いつもはこの先の池を過ぎた辺りから森の中に入るのだが、今回は途中の草叢の間からきのこが見えたので早々に中に潜り込んだ。




アカヤマドリ


 この辺りはあまり歩いたことが無かったが、イグチなどがが沢山出ていた。片っ端から写真を撮ったので並べていく。




セイタカイグチ





テングタケ





迷うけど・・・・、多分、ブドウニガイグチ





カバイロツルタケ







ガンタケ





ヒロヒダタケ







ヤマドリタケモドキ






   
明らかに・・・ニセアシベニイグチ
以前、明らかにニセアシベニイグチと書いたら、ニシキイグチだった・・・・






不明種
アンズタケの仲間だとは思うけれど・・・・


まだまだ、つづく。



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戸倉峠で  番外 アザミの仲間      2016.09.04.(4)

2016-09-16 07:14:12 | 山、花、山野草
        



 ナベナというのは意外なことに鍋菜と書くらしい。食べたら美味しいのだろうか。鍋菜の花を観たせいだろうか、道端に咲いていたアザミの写真を、車を停めて撮った。







 アザミも種類が多くてさっぱり分からない花の一つだが、少しは調べてみよう。こう書いてくると、鍋菜はアザミの仲間のように思われそうだが、何とマツムシソウ科ナベナ属だ。花や鍔を思い出すとその雰囲気は感じられる。




全容
かなりでかい。


 道の脇の側溝を見下ろすと、下にも生えていた。





同じものだろう。


 日本のアザミというサイトがあったので調べてみるか。。。




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戸倉峠で  オタカラコウとアケボノソウ      2016.09.04.(3)

2016-09-15 22:23:06 | 山、花、山野草



 道を引き返してきて新しいトンネルの手前を左に入ったところで車を停めた。トンネルが出来て使われなくなった道が続いている。看板には「通り抜けできません」と書いてある。それなら、この道を歩いて花を観ながら歩くのも良いかもしれない。

 車を降りて周囲を歩いてみると、道の下に川が流れていて岸辺にはオタカラコウが沢山咲いていた。何やら白い花も咲いているようだ。







 山の靴に履き替えようと思っていたのだが、長靴に履き替えて川に降りられる場所を探すことにした。道を国道まで下り、橋を渡ったところで川の反対側に降りることができた。




アケボノソウ



 そこから細流を渡り、中洲のブッシュを越えて・・・・




せり科 調査する・・・



 上から眺めた場所に出た。





長靴は便利だ。足元の見えないブッシュの中でも蝮に怯えなくて済むし、川の中に立って写真も撮れる。













        
        オタカラコウ


 戻る時には違う場所を通ったがつぼみを付けたオタカラコウの中を進まざるを得なくなり、何本かを踏み倒してしまった。ごめん。

 そして、ブッシュを抜けた所にはアケボノソウが沢山咲いていた。














アケボノソウ
何故か、どの花にも蟻が一匹もいない。こんな経験は初めてのような気がする。



 車の所に戻り、長靴のまま、こんどは旧道を登ってみることにした。




野菊



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今年も水色のイグチを。 本編 2       2016.09.10.(2)

2016-09-14 23:59:51 | きのこ など




 もう一つの水色のイグチの観察地に向かう時に途中で、少し道を外れて近くに住んでいる知り合いに連絡を取った。
今回の大学の先生や学生さんやN夫妻を加えると10人近い。それが突然、山の中の家の周囲に入ってきたらどう思うだろうか。

 目的地に着いて車の停めるスペースを確保してから知り合いに挨拶をした。実はきのこの発生具合を事前に問い合わせていたのだが、自分の目で確かめに来いと言われてしまった。ちょっと、ご無沙汰し過ぎたかな。。。。

 目的のイグチは何とか、一個体だけ。それ以外は盛りを過ぎた老菌だった。





見ての通り、青みは消えて赤茶色に変わって行く。





比較的新鮮だが、傘径が20cmを超える個体。





大学の先生が撮っていた被写体。




オオコゲチャイグチ
可笑しかったのは、T先生が今晩、帰ってから研究室で試食をしてみようと言いながら、この個体をお持ち帰りしたこと。





研究熱心な学生さん達は緩斜面の中程で議論をしていた。



 鳥取から来られていた方々は、早朝からの運転やおそらくは4ヶ所目の観察で疲れているのだろう。本当はこの先に、まだまだ、面白い名前すらないきのこが出ているのだが、今回はこれで終わりにしよう。

 林を出るときに斜面の木の根元に出ていた小さなイグチに気が付いた。それはヒメウグイスイグチだったのだが、T先生は意外なことにヒメウグイスイグチを見たのは今回が二度目だと仰って眺めていた。その様子を見ていたら写真を撮るのを忘れてしまった。


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今年も水色のイグチを。 本編 1       2016.09.10.(1)

2016-09-14 07:52:40 | きのこ など




 水色のイグチの下見に出掛け、歩き始めて直ぐにタマゴタケに出会ったことは予告編で既に書いた。この場所では初夏と初秋にきのこが出ている時にはタマゴタケが出てくるので、これに出会うということは条件が良いというサインなのだ。ただ、1本だけというのはどうかな・・・・。

 しかし、次に出会ったのはヌメリコウジタケ。



   
ヌメリコウジタケ



 今日、様子を見ようとしているのはAureoboletus sp.でヌメリコウジタケの仲間だし、毎年、同じような季節に出始めるから、益々期待が高まる。



ヒメアンズタケ?
道から川に落ち込む斜面の苔の上からも小さなきのこ達。
 

 その後、川沿いで見つけたきのこ達は・・・・




Tylopilus sp.




ヌメリコウジタケ



   
クロコタマゴテングタケ



   
ヒメヌメリイグチ?
傘径4cm程。柄は粘性を持つ


   







サザナミイグチ?
孔口は薄紫色を帯びない。ウスキニガイグチ特有の臭いがしない。



   
cortinarius sp.
道から上の斜面に出ていた。クリフウセンタケには早いなと思ったら違った。


 
 さて、斜面から道に降りて歩いていると、後ろから車が2台。この話も予告編で書いた通り。N夫妻と鳥取大の先生方は午前中の観察では空振りだったそうで、この先の駐車場で昼飯を食べて待っているということだった。

 こちらはきのこを見ながら駐車場まで歩いて行く。




キクバナイグチ




テングタケ


 やがて、駐車場に着くと・・・・





食事中・・・。何もアスファルトの上にそのまま座らんでも・・・。


 しばらく話をするが、こちらは下見の積りで来ていたので昼飯を用意していなかった。何とも間がもたないので、先に様子を見ていると言って発生する辺りを観ておくことにした。




セイタカイグチ


 
 山の上に上がると、思ったより乾燥していてきのこの姿は少ない。そして問題の辺りで・・・・




Aureoboletus sp.
水色のイグチの老菌である。もう、遅かったか!と思ったが・・・・




成菌
ちょうど綺麗な頃かな。


 携帯で水色のイグチは「ないではない」と連絡を入れておいた。老菌の倒れ方が不自然で、誰かが来ているように感じた。後日分かるのだが、H氏が前日に観察に来て幾つかをサンプリングして今日、来られた先生に送ったとのこと。何とも、行き違いがあったようで・・・・




Tylopilus sp.
興味なし



Bletus sp.
これも名のないBoletus で、傘が15cmくらいになる。今年は数が少ないようで1本だけしか見つからなかった。あ、H氏がサンプリングしたかな。



   
ウツロイイグチとヤマドリタケモドキ
どちらもボロボロの老菌。




cortinarius sp.




コビチャニガイグチ



 ひと回りしたがN夫妻たちに出会わないので駐車場まで戻ったがもう山に上がっていた。再度、登りウロウロしていると漸く、成菌の出ていた場所で出会うことができた。流石に大人数だと数個体の水色のイグチに出会えたようだが、どれも老菌だったようだ。そして、気が付いたのはどれも傘が薄く、ペラペラだった。いつもと違う?

 先生方が撮影やサンプリングを終えたので、次の場所へ向かうことにした。


今朝はここまで。つづく。

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戸倉峠で  ナベナ         2016.09.04.(2)

2016-09-13 08:03:04 | 山、花、山野草
        



 クロバナヒキオコシの花を観察した後、氷ノ山へ登る道筋の花を観てみようと思い国道を北上するのだが、曲がり角を通り過ぎてしまったようで、S字カーブの急な下り坂になってしまった。途中でUターンするわけにも行かず、一度、下りきってから再度、坂を上った。

 その途中、斜面から道の上まで突き出た見慣れない植物が目に飛び込んできた。直感的にアザミの類かなと思ったが、車を停めて確認にいったのだが・・・・




??
見たことのない植物?


 花のつぼみなのか、花の跡なのか・・・、しかし、周囲をみると・・・・



   

地面に近い辺りに僅かに花をつけたものが確認できた。


 が、急斜面に生えているので近づけない。近づけたとしても草の高さが2m近くありそうでじっくりとは見ることができないだろう。車道を下って行ってみたが、斜面の良い降り口は見つからず、今度は車道を登りガレ場ではあるが、何とか降りされそうな場所を見つけた。降りてゆくと、急斜面の中ほどにコンクリートで作られた枠のようなもの、斜面が崩れ落ちないように作ってあるのだろう、があり楽に斜面を横断できた。その途中で見上げると・・・・





あ、今度は離れすぎた。その上、逆光だ。これで望遠135mm相当。

 
 近くで咲いている株を見つけて写す。



        











ここで、ようやく思いついた。これは広島県で見た花と大きさは全然違うけれど、同じなんじゃないか。ナベナじゃない?


 そのまま、斜面を歩いて他の花を探した。




野菊  野紺菊?









萩の仲間 調べよう!



 ガレ場を登って車に戻る途中で、ほおずきが沢山なっているのを見つけた。下るときは足許ばかりに注意していたので気が付かなかった。今日は独りであるいているから、転落でもしたらヤバイのだが、必要以上に用心しているのが、反って危険な場合もある。



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