ハナガサイグチ
S公園から場所を変えて、自宅近くの山へ。暑い中の午前の散策でへばり気味だ。
日陰の涼しい河沿いを歩いてボチボチ探すか・・・・。
谷側の道の脇にハラタケ科。
ナカグロモリノカサ
これは、時々見るけれど名前を知らない・・・
Lepiota sp.
谷川の斜面に、季節になると何箇所かで出ているのだけれど・・・・、と思いながら歩いてゆく・・・・
ヌメリコウジタケ
ヌメリコウジタケとフモトニガイグチは幾らでも出ている・・・・
道は暗がりの中から明るい広場に出る辺りにさしかかる。ここでなければダメだな・・・・。その、最後の竹林の下に赤いものが見えた。斜面を下り確かめに行くと・・・・
タマゴタケ
あった。。やっぱりこのタイミングだ。
採集してから、辺りを見廻すと川の対岸にも赤いものが見えている。川を渡り、数本を追加した。
道に戻り、さて、どうしよう。疲れたし、汗もかいて、ビールが飲みたい。この上の山も楽しそうだけれど、今日はここまでにすることにして車に戻った。車をUターンさせて家に向かって走り出すが・・・・、まだ、2時前だ。
そこで、去年、初めて見た水色のイグチのことを思い出した。あれは、夏の暑さが残る秋口のことだったような・・・・。このタイミングなら雨がなくて出るに出られなかったイグチ達が、一気に出ているような気がした。タマゴタケやS公園で採ってきたアカヤマドリのお土産もあるから、友人の別荘を訪ねて、ついでに裏山の様子を見に行こうか・・・・・
友人夫婦はドアを開けっ放しにして昼寝をしていた。で、一声掛けてから山の様子を見に入った。道からヌルデの葉を避けて林に潜り込んで10mも進まないうちに・・・・
あった・・・・
Aureoboletus sp.
こういう時、偶然というのか、運の良さなのか、驚いてしまう。虫の報せ・・じゃないけれど、何なんだろう・・・、きのこばかり見ていると勘が効くようになるのだろうか・・・・
珍しいきのこなので、落ち葉一枚動かさずに写真だけ撮って、きのこの先輩に連絡を入れておいた。それから、他にも出ていないか見て歩いたが、見つかったのは・・・・
コビチャニガイグチ
幼菌だとしても、この色も綺麗だ。水色のイグチと精一杯、張り合っているようだ。
他には・・・
ヤシャイグチ
朽ちた倒木から出ていた・・・・
きのこの先輩はグループできのこの観察会に来ているという。そうだったのか・・・。その会は僕も所属しているんじゃないか・・・。不真面目会員・・・・、明日、来たいから案内しろとのこと。。。
その後、友人の家に上がりこんで世間話をして、お土産のきのこを渡して、お返しに庭の茗荷を貰って帰った。
帰宅後、ビールを20L程買いに行き・・・・、結局、まる一日遊んでしまった。楽しかったが、疲れた。