雑脱集

日常の出来事を個人的見解で一方的に発言させて頂く日記

新幹線駅と地方都市

2012-10-13 19:35:40 | 地域
交通網の発達で日帰り出張も増えました。
以前は東京-大阪間は泊まりの出張でした。

「時は金なり」

首都圏は各路線で相互直通運転が急増しています。
利用者としては乗り換える必要がなくなり大変便利です。

新幹線は多くの地方都市の活性化に繋がると今も信じられている。
新幹線の駅を誘致すれば...経済成長、街が豊かになる。
そんな事をまだ信じている人がいる。

多くの地方の新幹線駅はゴーストタウンと言っても過言ではない。
駅前は整備され、周辺には商店街、オフィスビル、ホテルが建ち、一見、普通の街並みです。
しかし、一歩足を踏み入れれば...シャッター商店街であり活気がまったくない。
百件程度のお店の2割程度が営業している。
お店は新しく何時でも入居できる形にはなっている。
営業しているお店は...コンビニ、クリーニング、居酒屋、銀行、老舗の商店がチラホラ。

新幹線駅の誘致に力を注ぎ、誘致し、駅周辺を開発したが...結果ゴーストタウンとなってしまった。

箱物行政とまったく同じ論理である。建設することが主となり、将来を見据えていない。
この結果、経済の衰退、過疎化に拍車を掛けている。
仕事がなければ、その土地を離れ、仕事のある土地へ移動する。

社会主義国家じゃないんだから...国土の均等の発展は不要です。

雇用を生み出すこと。
世代間で雇用が続くこと。
若い世代が住みたいという街づくりをすること。

国際競争力も考え、地方都市への企業(工場)誘致には10年程度の税金軽減措置をすべきです。
地方の活性化が日本を救う。

こうなったら、沖縄か福島に秋葉原を移転させてしまったはどうだろうか?

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