雑脱集

日常の出来事を個人的見解で一方的に発言させて頂く日記

増税なき財政再建

2022-11-27 15:40:38 | 願望

子供の頃、増税なき財政再建と政府が財政健全化を試みた。
行政改革の名の元に三公社五現業(さんこうしゃごげんぎょう)を国有化から民営化する。

そして、行政改革を断行した。

旧三公社
1.日本専売公社(専売公社) → 日本たばこ産業(JT)、塩事業センター
2.日本電信電話公社 (電電公社)→ NTTグループ
3.日本国有鉄道 (国鉄)→ JRグループ、日本国有鉄道清算事業団(1998年 10月22日解散)

旧五現業
1.郵便、郵便貯金、郵便為替、郵便振替及び簡易生命保険の事業 → 日本郵政公社 → 日本郵政
2.国有林野事業(国有林野事業特別会計において事務を取り扱う治山事業を含む。) → 国有林野事業の企業的運営廃止。
2.日本銀行券、紙幣、国債、収入印紙、郵便切手、郵便はがき等の印刷の事業 → 独立行政法人国立印刷局
4.造幣事業 → 独立行政法人造幣局
5.アルコール専売事業 → 新エネルギー・産業技術総合開発機構 → 日本アルコール産業

しかしながら、民営化や独立行政法人化しても...現在、財政健全化はできていない。

この20年間で法人税は国際競争に打ち勝つために大きく引き下げられ、消費税は社会保障の充実のために大幅に上げられた。

法人税が下がった分を消費税が賄っていると言われている。
その結果、企業の内部留保は増え続けている。
そして、非正規社員も増え続けている。
給与が上がらない時代から抜け出せない。
給与が上がらず、物価が急騰しているのでは...消費拡大は期待できない。

悪循環のスパイラル。

内部留保へ課税するしかない。
そして、課税回避のために...その分を社員の給与UPへ繋げるのはどうだろうか?

先送りの政治が続いている。

政治家自身の問題なので政治改革は...永遠にできない。
確か、消費税を引き上げる前に、国会が身を切る覚悟を示すため、議員定数を削減するって話があったけど!!!

「年金制度は100年安心」と言って年金改革したのに...老後、2000万円が必要と財務省が試算した。

一体、どうなっているんだ!!!

昔の政治家の方が...まだ、期待が持てた。

リーダシップが取れる英雄政治家の誕生を期待している。

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