雑脱集

日常の出来事を個人的見解で一方的に発言させて頂く日記

人で不足で生まれたIT技術者

2021-02-18 10:08:46 | 企業
新型コロナウィルスが蔓延する前までは東京オリンピック・パラリンピック景気でどの業界も人手不足だった。
それが人手不足から仕事不足となった。
多くの企業で社内失業者が生まれている。
内部留保ある企業は何とか凌いでいる状態です。

デフレ時代、飲食店、旅館業は内部留保が少ない自転車操業的な経営状態。
我がIT業界は人手不足の時に30代の未経験者を多く採用しました。
そして、今、入社3年目程度の技術しか持たない30代技術者が溢れています。
当然、技術者争奪戦では若く経験を積んだ者には勝てず、社内での立場も危うい。

IT業界は人材を大切にしない。
使えるだけ使って...はい、ポイ捨て

技術力さえあれば会社員より高収入が期待できる。
何を間違えたか...個人事業主になってしまう人が多い。
しかし、景気の影響を受けやすく、企業の安全弁となっていることを知らない。

多くの個人事業主高齢者(50代)は別業種は転職している。
職人と違い...年を重ねるほど能力が落ちていく職業である。
ある意味、スポーツ選手に似ている。

同様に30代の3年程度の経験者も別業種に転職することになる。
来る日も来る日も会社で雑務をさせられ...システム・エンジニアは夢の夢である。
そして、会社に見切りをつけて退職する。
それが企業の狙いです。
別会社へ転職を試みるが不況と経歴不足で採用されない。
そして、2度とIT業界へ戻ってこない。

もう何十年の繰り返される業界の悪習である。

IT業界を目指すなら20代までです。
それ以上だと...いばらの道が待っています。
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