BS放送は数十年前の再放送が多い。
勿論、その時代のファッションや慣習が映し出されている。
しかしながら、現代ドラマや映画では過去の場面や主人公の過去を振り返る時の時代考査が間違っている気がしている。
特に煙草の場面である。
喫煙率(男性)
1965年・・・約82%
1980年・・・約70%
1995年・・・約59%
2010年・・・約38%
2019年・・・約27%
高度経済計成長期は喫煙所なる施設はなく...会社、学校、飲食店等どこでも吸えた。
それが平成に入り、喫煙所(室)が現れ...喫煙場所が制約し始める。
平成も中盤に入ると...喫煙所(室)を探すのすら難しくなってきた。
公共交通機関、公共施設、病院では全面禁煙化となった。(一部施設は除く)
煙草はあらゆる場面で吸うことが普通の昭和時代。
現代のドラマでは昭和の場面では...まったく、煙草が出てこない。
何故か? 昭和なのに運転する時にシートベルトをする。
可笑しくないですか?
確かに現代において、喫煙は健康被害の原因と考えられている。
自動車を運転する時はシートベルトをするのが当たり前。
でも、昭和の時代考査が間違っています。
昭和の映画やドラマなどで、”差別用語”が使われている場合に...
時代や作者の意思に基づいて差別用語そのまま使用する旨の字幕が出ます。
正直、表現の自由は...差別用語があってもいいと思っている。
だって、芸術だから!!!
時代考査も正しく行って欲しいと思います。