都市部だけが恩恵

人口減少社会が始まって10年が経過しました。

地方は人口が著しく減っている。
それに対して、都市部、首都圏、東海圏、関西圏、九州圏に人口が流入している。

都市部は人口が増加傾向にある。
人口増加による弊害を解消しようと色々なことが発生している。

何と言っても、鉄道の相互乗り入れによる利便性の向上、
通勤ラッシュ解消のための電車の増発、終電時間の延長。
保育園（所）、特養老人ホームの増設。

そう、都市部だけが．．．色々な面で恩恵を受けている。

地方の人口が減少から増加に転じない限り、人口減少社会、地方の再生はない。

都市部への一極集中は日本を壊滅的な状態へ陥る可能性がある。

昨今、大地震が都市部を襲うとされている。
そして、地球温暖化による異常気象によって自然災害も何時発生しても可笑しくない。

今、減災が進められている。
自然災害が発生することは避けられない。
ならば、如何にして、死亡者、負傷者を減らすかに注目が集まっている。
しかし、都市部への一極集中を止めない限り、減災の実現は難しいのではないか？

海抜０メートル地帯、住宅密集地域など、都市部でも解決できていない問題はたくさんある。

時々、感じる。
多くの問題を抱えたまま．．．何も変化しようとしない。
寧ろ、都市部の人口流入を止めない。

この都市部の過密を抑制しなければ．．．破綻すると思う。

この際、土地を国が買い取り、
強制的に区画整理し、土地を嵩上げし０メートル地帯を解消する。
海抜０メートル地帯にスーパー堤防を整備するのはナンセンスです。

都市部に人口流入を防ぐために、地方からに流入者へは多額の税金を課する。
また、例えば、マイナンバーを利用して、消費税を都市部の住民は増税し、
地方の住民は減税する政策はどうだろうか？
勿論、法人税も同様にする。

この世の中、平等って成り立たない。
不平等の中で生きるすべを身につけなければならないと思う。

都市部だけが潤うシステムを変えなければ！