日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

新大久保、鶴橋デモの主催者の皆さんへ

2013年06月18日 | 日記

A.デモの印象

 

1.6月16日、新大久保において、デモの参加者と、デモに反感を持って集まった人々との間に、小競

合(こぜりあ)いらしきものがあり、逮捕者が出ました。

 

2.今回のデモの名称は「桜田祭り」というそうです。

 

3.Web上の動画を見ましたが、その主張がどうもよく分かりません。

 

B.疑問

 

1.参加者の皆さんは、日の丸、旭日旗、Z旗を各々持っていらっしゃいますが、これは何故ですか?

 

2.軍服を着用された若い人の映像を、新华网(しんかもう)がアップしていました。

 

3.民族名をあげて蔑称するのはなぜですか?

 

C.私の考え

 

1.日の丸は国旗です。日本人と日本国の象徴です。これを掲げて行動することは、その行動に各人は、

責任と覚悟を持たれなければなりません。皆さんが、日の丸、旭日旗、Z旗を持っていらっしゃることは

、それぞれ御自分のアイデンティティ(自分が自分であることの象徴・証(あかし))を示されているのだ

と思います。

 

2.軍服もそうです。私達は先の大戦を戦った父祖達に敬意を込めて、行動しなければなりません。

 

3.民族名、国名をあげて蔑称することは、その民族、その国民にたいして礼を欠きます。

  

4.もう分って頂けると思います。皆さんは、御自分一人の行動だと考えていらっしゃるのかも知れませ

んが、日の丸、旭日旗、Z旗を掲げていらっしゃるということは、皆さんの行動は御一人だけのもの、行

動を共にしていらっしゃる団体だけのものではないということです。皆さんの行動の責任は日本人全体が

責任を負っているということです。

 

5.皆さんが、民族名、国名をあげてその民族、国を蔑称すると、その民族、国民は、皆さんへの敵意ば

かりではなく、皆さんが掲げている日の丸、旭日旗、Z旗から、敵意は日本国民全体にたいしても及ぶよ

うになります。これは他国民にも波及して行きます。

 

6.おそらく、日本国民全体が心配をしています。

 

7.日の丸の林立(りんりつ)は、そこに平和を愛し戦う者たちがいるという証しでなければならないも

のが、憎悪の対象となってしまいます。日本人と日本にとってこれ以上の損失はありません。

 

8.日本と韓国が仲たがいをして一番喜ぶのは、中華人民共和国(以下、中共国と略記します)と北朝鮮

の指導者たちです。

 

9.中共国の指導者の地位にある人々は、今、尖閣諸島の侵略を企て、日本の弱みを鵜(う)の目鷹(た

か)の目で探しています。彼らの戦術はそれ(日本の弱み)を世界中で宣伝することにあります。彼らは

、このデモも日本の弱みとして狙(ねら)っています。このことをよくよく考えて頂きたいと思います。

 

 D.デモの対象

 

1.新大久保に、春をひさぐ人たちが多いのであれば、新宿区役所、都庁に街の美化、区画の整備を請願

する方法もあります。街づくりに参画(さんかく)できれば、もう、大(たい)したものです。

 

2.そういう勉強会を、集会と一緒に積み重ねていくという方法もあります。

 

3.軍装したい人がいるのであれば、仮装会に回ってもらえば良いでしょう。中共国の現実をパロディに

てお祭りの演目とする方法もあります。

 

4.何れにせよ今のように、町を対象にして、そこの住民に無差別に「出て行け」ということは、中華人

民共和国の役人と同じことになってしまいます。

 

5.また、町や住民を対象したデモは、ヘイトスピーチを好んだり、嗜虐趣味のマニアックな人間が入り

込みやすく、人権上も問題となる要素が濃いと思います。

 

6.このため、デモは、尖閣諸島の領海侵犯を繰り返す、中共国の大使館や領事館、或いは、北朝

る拉致被害者の救出のための朝鮮総連政治施設への抗議デモといったところがふさわしいように思われま

す。

 

 

7.そして各団体は、これらの方法をミックスして取り組まれ、成長されていくことが、最も得策のよう

に思います。

 

 E.お願い

 

1.不躾(ぶしつけ)ながら、国を愛し、デモを憂慮するものとして、伝えなければいけないことがある

と思い、書かせて頂きました。このブログを読んで頂いていらっしゃる方の中で、デモの主催者、或いは

、参加者の方を御存じの方があれば、どうぞその方にこの記事の転送の労をお願い致します。

 

2.現在、ブログ記事へのコメントは不可とさせて頂いておりますが、この記事に限り、コメント可とさ

せて頂きます。御批判、御意見、御教授いただくこと等がございましたら、お寄せいただきたく存じます。

 

 F.別記

 

1.今日、NHKのEテレで、実の父親が自分を生んだ母親(父親の妻)を殺し、父親は死刑が確定し、

その死は執行後でなければ分からないという方が、御自分の人生を語っていらっしゃいました。

 

2.谷垣法務大臣に嘆願いたします。その方は、大山さんとおっしゃいましたが、氏は父親(広島拘置所

に収監中)の死刑執行を望んでいらっしゃいません。何卒、死刑執行のサインをされませんように切にお

願い申し上げます。

 

 

 

                アジサイ

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