横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

最新トイレ情報 ~もう3Kではない~

2021年11月10日 | 街づくり

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。


先日こどもを連れて羽田空港傍の公園に行った際に素敵なトイレを発見したのでご紹介したいと思います。


▲一見普通の切妻造りの建物ですが進んでいくと


▲外壁は焼杉材


▲さり気なくトイレピクトサインがあるのが分かるでしょうか?


▲羽田空港を見渡せる展望台になっていました。


▲景色の反対側に個別ブースでトイレが並んでいるようになっています。


▲トイレブース内も各ブースで色を変えたタイル仕上げになっており、広さもある綺麗なトイレとなっていました。

昔は学校や公園内のトイレは3Kと呼ばれ「汚い、臭い、暗い」というイメージが強かったですが、そのイメージを払拭させる取り組みが行われています。

TOTOが行っているトイレプロジェクト「THE TOKYO TOILET」もその一環で世界で活躍するクリエイターたちが個性豊かなトイレを造っています。

こういった利用のしやすい明るいトイレ、建物が増えてくれると街の雰囲気も良くなり素敵ですね。

 

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横浜の建築設計事務所 【コア建築設計工房】
https://www.arc-core.co.jp/
〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町6-69 馬車道STビル5階 
>>googlemapで見る TEL 045-212-3739

 
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東横フラワー緑道が好きです

2021年06月24日 | 街づくり

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の野上です。

私の日々の癒しの東横フラワー緑道についてです。

東横フラワー緑道は、2004年に「みなとみらい線」が開通し「東急東横線」が地下化されたことから、その上部を緑道として整備したものです。
横浜駅から東白楽駅までの1.4キロの道です。
高島山トンネルによって、丘を登ったり、迂回したりする必要がないので、歩行者にとってとても便利な道です。

▲音が反響して楽しい高島山トンネル

 

▲防犯上、トンネルは夜には閉まります。

 

▲タイルに線路を意識したようなデザインがあります。

 

緑道は季節の花々が咲いていたり、ベンチなどストリートファニチャーが設置されていたりと憩いの場所になっています。近くには銭湯や喫茶店、パン屋さんもあります。
通勤通学のための通路にとどまらず、犬の散歩をしている人、ランニングをしている人、家族のお出かけなど、いろいろな人がいて活気のある通りです。

▲私が横浜に来た頃は桜が満開でした。

▲このごろは紫陽花が盛りです。

 

また、緑道の管理にボランティアを募っているようです。行政や民間だけで管理するのではなくて、地域を含んで緑道を作り上げ、守るという姿勢は、持続可能な社会に貢献する都市計画だと思います。それにしても、都会のど真ん中で、廃線された跡地を緑道にしてしまうのは、思い切った計画だと思いました。

今後も東横フラワー緑道の花の移ろいが楽しみです。

 

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公共建築物の外壁調査

2021年06月14日 | 改修工事の設計

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

公共建築物の外壁調査業務に取り組んでいます。
今回の対象は外壁タイル及びモルタル塗りの浮き調査で、一般的な打診調査と赤外線装置法による調査を行います。
赤外線調査法とは、対象物の表面温度を赤外線カメラで撮影、分析し、浮き部分を検出する手法です。
タイル・モルタルの浮き部分は躯体との間に空間があるためそこに熱がこもり、周囲より温度が若干高くなります。
これを赤外線カメラで撮影していくのです。


▲サンプル_可視カメラ画像(一般的なデジカメ)


▲サンプル_赤外線カメラ撮影画像

色が白くなっている所が浮きの箇所になります。
これは分かりやすい方だと思いますが、温度変化が微妙な場合の見極めには経験が必要です。

赤外線装置法による調査は弊社ではできないため、優良な専門業者さんにお願いしています。
調査の精度を上げるためできるかぎりの打診も併用して調査を行っていただいています。
業者さん曰く、「撮影だけで打診は一切行わないような調査方法を取る会社は悪徳なので要注意」だそうです。

調査結果を踏まえ、適した改修方法などを提案していきます。

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岐阜県の建築

2020年05月21日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出自粛中です。
当然建物の見学にも行けないので、「世界が平和になったら行きたい」岐阜県の建築をご紹介します。

有名建築家が設計した岐阜の建築物14選(https://webdesignmagazine.net/famous-architecture-gifu/)

なぜ岐阜かというと、昨年度某学校の外壁改修設計時にタイルのことについて調べていた時に、
タイルの原料の土が愛知・岐阜あたりから産出すると知り、またそれに関連した施設も多く、興味を持ったためです。
上記リンクの中では「セラミックパークMINO」「モザイクタイルミュージアム」、その他に「多治見市美濃焼ミュージアム」に行こうと思っています。
特にモザイクタイルミュージアムは藤森照信氏の設計で、建物の外観から内装まで「土」が表現されているようなイメージがあるので実際に行って見てみたいです。

一日も早く感染拡大が終息する日を願います。

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タイル

2020年05月14日 | 設計事務所の日々のこと

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

緊急事態宣言が続いています。他県では解除の方向に動き出している県もありますが神奈川県はまだ解除はされないようです。不要不急の外出は控えるべきと分かってはいますが、昼休みはついつい身体を動かすために外に出てしまいます。歩いている際にたまたま目に付いたショーウィンドウがありました。なんのショール―ムだろうかと出入口を確認すると【名古屋モザイク】でした。普通の人ですと何の会社?となりますが設計や建築に携わるものとしては当然タイルメーカーとなります。近所にあるのは知っていたのですがホントに事務所から徒歩数分の場所にありました。このような状況ですからショールームは閉まっていましたが、また再開したら昼休みに見学に来たいと思います。


▲残念ながらしまっていますが、再開したら見学に行きたいと思います。


▲色々なデザインのタイルが展示されているようです。

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福岡・熊本研修旅行に行ってきました

2019年11月12日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

先日、横浜市建築設計協同組合(YSK)の福岡・熊本研修旅行に参加しました。

「北九州市立美術館」1974磯崎新


▲存在感を放ちつつ、丘陵地を活かした眺望のよさも素晴らしかったです。
築45年とは思えないほど綺麗に維持管理されていて、市民に愛されている建築だと感じました。


▲エントランスは光が降り注ぐ3層吹抜けです。古さを感じさせません。


「TOTOミュージアム」2017梓設計

▲水回り製品を扱う会社なので低層棟は水滴をモチーフにした外観になっています。
高層棟もALCでコストを抑えていながら、手すりの曲面ラインでそう感じさせません。


▲衝突防止マークも水滴になっています。


▲中央に展示されているのは、日本第一号の陶器製便器。


「門司港駅舎」1914重要文化財

▲今でも現役で多くの方に利用されている駅舎です。


▲「門司港レトロハイマート」1999黒川紀章
今でこそ門司港のランドマーク的存在ですが、建設前には反対運動があったそうです。最上部はヘリポート。


▲展望台からの門司港の夜景


「九州国立博物館」2004菊竹・久米設計共同体

▲巨大なガラスカーテンウォール。ダブルスキンになっていて中間を空調しています。
ガラスに周囲の山々が写り込み、景色に同化しています。


▲柱のない大空間


「熊本城」

▲日曜日は休工していて見学が可能です。全体の修復には20年かかると言われています。

「熊本県立美術館」1976前川國男

▲お馴染みの打ち込みタイルによる外壁。


▲エントランス階から見下ろすように吹き抜けているホール。



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みなみすがお保育園 キッズデザイン賞受賞しました

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宮城県牡鹿郡 女川駅

2019年08月22日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

夏休みを利用して東北へツーリングに行ってきました。


▲青森県大間崎「本州最北端」の石碑と愛車

道中で何か所か建築の見学をしましたので、紹介していきたいと思います。
今回は宮城県牡鹿郡女川町の石巻線女川駅駅舎です。


▲女川駅_外観


▲女川駅_展望デッキ


▲女川駅前にぎわい拠点(商店街)

2011年の震災のときに津波で流されてしまった駅舎を、坂茂氏の設計で2015年に新築されました。
同時に駅前商店街も復興されています。
駅舎の特徴的な外観は「はばたくウミネコ」をモチーフにデザインされています。
1階は駅と休憩所とお土産店、2階は温泉施設、3階は展望デッキになっており、路線と商店街が見渡せるほか、
屋根を間近で見ることが出来ました。


▲女川駅_展望デッキから見た商店街

一番印象に残ったのが展望デッキから商店街を見たときに、丸柱の三角形と商店街がきれいに重なって見えることでした。
構造的にこういった柱の立て方が必要なのかはわかりませんが、駅と商店街が一体となってデザインされ、復興に向かうイメージを感じました。
ちなみに駅舎2階の温泉にも入りましたが、浴室の内装はタイル張り(タイル絵もあり)で昔ながらの銭湯をイメージしつつ現代的にまとまっていました。

以前雑誌で見てずっと行きたかった場所だったので、とても良い機会でした。

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外壁タイルの改修

2019年08月01日 | 改修工事の設計

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

横浜市内某学校の外壁改修の設計をしています。
大体は吹付塗材仕上げの壁がメインなのですが、今回はタイル張りの改修になります。


▲横浜市内某学校外壁タイル

クラックや浮きを調査の上、該当箇所をアンカーや張替えで改修していきます。
柱のクラックや塗装などももちろん改修対象です。

ちなみに、今回は使用しませんがタイルの改修にはアンカー+ウレタン樹脂塗装を施す剥落防止工法もあります。


▲外壁タイル剥落防止工法(右側の白っぽいところが施工箇所です)

意匠性を保持して改修することが一応の謳い文句なのですが、古いものですと経年劣化で塗材が黄変してしまい、結果として意匠性が損なわれるケースもあります。
施工条件が限られていたり、高価なのもネックで少し選定しづらいという印象です。


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学校の「非構造部材」点検

2019年06月28日 | 建築基準法12条点検(定期報告)

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

建築物の12条点検は弊社でも毎年行っていますが、今年度は市立の小中学校で「非構造部材」の点検にも取り組んでいます。
非構造部材とは字の通り構造(躯体)ではない部材のことで、学校の耐震化マニュアルに基づき点検を行います。
端的に言いますと「地震等で落下し人に危害がある」物がないか否かの点検です。
天井ボードのズレや、目線より高い位置にある壁モルタル・タイル等の浮き、窓のがたつきなどをチェックしていきます。


▲天井ボードの非構造部材点検


▲アップ写真(ビスが脱落、ボードが湿気によって歪み、ズレが生じています)

先日、横浜市建築設計協同組合主催の点検研修会に参加してきました(上記写真)。
12条点検も例年通り併せて行っていきますので、見るべきところがかなり増えてしまいますが、見落とさず報告していきたいと思います。


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フローリング

2019年06月17日 | 建築材料・設備・工法

おはようございます。 神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

フローリングのサンプルが見られるショールームに行って来ました。無垢材を使用することを考えていますので『無垢フローリングドットコム』という無垢材を取り扱っている商社のショールームを見学です。ショールームには靴を脱いで上がるスタイルになっていますので実際に木材の感覚を足で感じる事ができます。確認をしてみたかったものはヒノキ、スギ、ヒバになります。これは全て国産材で揃える事が可能なこと針葉樹であることです。国産の広葉樹ですとケヤキ、クリ、ナラなどがありますが、どうしても材の硬さが気になりますので今回は針葉樹を中心に確認してきました。

サンプルは実際にのって足触りの確認をする事も可能でスタッフの方は是非、裸足でどうぞとのことでしたが、今回はちょっとやめておきました。スタッフの方の説明は丁寧で多少変な質問にも丁寧に答えていただきました。


▲ショールームの雰囲気はおしゃれなカフェのようです。
 棚にサンプルが納められています。


▲こちらのサンプルは実際に踏んで脚触りを試すことが出来ます。


▲国産材以外の物も多数ありました。

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日本平 夢テラス

2019年03月15日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

先日、静岡市の清水にある日本平夢テラスに行ってきました。
日本平といえば有名な景勝地ですが、夢テラスは隈研吾氏設計で昨年11月にできた展望台・カフェ・資料館の施設です。
HPがありますので、ぜひご覧ください。→日本平夢テラス(https://nihondaira-yume-terrace.jp/)


▲日本平夢テラス 外観 メインの建物と空中回廊があります。


▲日本平夢テラス 館名サイン



▲日本平夢テラス 屋根と眺望 シャープかつダイナミックです。


▲日本平夢テラス 内観


▲日本平夢テラス 庭 タイル等で枯山水風の庭が作られていました。

昨年の滋賀旅行で行った守谷市立図書館のように木材がふんだんに使われている建物でした。
開口部は富士山側にのみ設けられ、内部階段を上がりながらだんだんと景色が見えてくるしかけが楽しいです。
外構も夢テラスの建築に合わせて整備されたようで、一体感がありました。
1階にある資料コーナーではプロジェクションマッピングで日本平の成り立ちが紹介されています。
眺望・資料・建築で楽しめる施設でした。


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1番を目指して

2018年10月16日 | 展覧会・アート・本


おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の長谷川です。

現在、神奈川県立近代美術館・葉山館で行われている「アルヴァ・アアルト展 もう一つの自然」を
鑑賞してきました。
展示会では数多くの原図と模型、実際の建物で使用された取手やタイル、彼がデザインした照明、テ
ーブル、椅子、花器、衝立等が展示されていました。

フィンランドの代表建築家と言われるに相応しい作品の数々ですが、代表つまり1番になるために、
その優れたデザイン性の前にある戦略があったそうです。それは名前です。彼の本名はヒューゴ・
アルヴァ・ヘンリック・アアルト。頭文字はH・Aになるわけですが、名簿で調べた時に1番最初に
くるA・A表記になるようにアルヴァ・アアルトとしたそうです。1番を目指す強い意志を感じます。


▲企画展覧とは別室に特設コーナー「アアルト ルーム」があり、代表的な家具が体感できる様に
 なっています。 これはフィンランド家具ブランド・アルテックの『STOOL60』


▲「アアルト ルーム」内の展示  手前にアルテック『ARMCHAIR400』 奥にはアアルトの写真
  ARMCHAIR は曲で全体を支えているので、背もたれに深く座ったとき気持ちよくしなり、リラッ
  クスできます。

「アルヴァ・アアルト展 もう一つの自然」
  神奈川県立近代美術館 葉山館にて 
2018年11月25日日曜までです。

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その国ならではの工事

2018年06月29日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の長谷川です。

私が書いた前回のブログでは問題を出したのですが、答えは簡単でしたでしょうか?
(問題は2018年6月15日のブログになります。)

答えはカラフルな外壁の街並みやアズレージョというタイル貼りが有名なこちら↓
▲ ポルトガル(ポルト)です。

昔ながらの建物が残っている市街地では、建物と建物がぴったりとくっついて建っており、まるで
一つの長い建物の様にみえます。
とにかく色は多色に使われ豊かなんですが、各々相性のいい色が使われているために、色が喧嘩をする
ことなく素敵な雰囲気をつくり出しています。こういうものを目の当たりにすると、日本人の感覚には
ない、西洋の文化を強く感じます。
街をプラプラと散策しているなかで工事現場が目に入り、その光景に思わずパシャリ!
建物と建物がくっついて建っているので、建て替える時なんでしょうか?
1棟の建物を壊して間に抜けてしまった空間を支えている光景を何度か見かけました。
▲上3つは同じ現場


▲見えている開口は廊下?はたまた部屋の出入口?大胆さに驚きです。

またこんな光景もありました。


分かりますでしょうか?
壁の向こう側はなんと空!
調べてはいないので私の憶測ではありますが、古い街並みという景観を維持するために、道路に面した
外壁を残して建て替える…のではないでしょうか?
初めてみる光景は、驚きと感動があります。


▲同じ現場を真下から撮影


▲ここは外壁というよりは、ほぼほぼ柱状ですね。

その国、その地域にあわせた建物の法律があり、設計があり、工法がありますね。


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気になる展示会

2016年01月31日 | 展覧会・アート・本

横浜の設計事務所、株式会社コア建築設計工房の長谷川です。

今、気になっている展覧会がいくつかあります。
一つはLIXILギャラリーで行なわれている『マカオのアズレージョ・ 
ポルトガル生まれのタイルと石畳』展です。
先週末のラジオ番組で紹介されていて、行きたいなと思いました。

次に友人が観に行ったよ~と教えてもらい知った、21_21 DESIGN SIGHT
で行われている『建築家フランク・ゲーリー展』です。


こちらは彼がデザインした段ボールの椅子・Wiggle Side Chair。
石川県のサイエンスヒルズこまつで実物を見ることができました。

最後に内閣府がお知らせしている『迎賓館赤坂離宮一般公開』です。
普段非公開な場所は好奇心がわきます。

会期終了間近のもあるので行けるかどうかですが…

後日報告ができたらと思っています。



横浜の設計事務所
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スターバックスコーヒー

2015年10月07日 | 建築旅行・建築巡り

こんにちは。

横浜の設計事務所、株式会社コア建築設計工房の小川です。
以前から気づいていたのですが、スターバックスコーヒーの路面店が増えているようです。




写真のお店は町田にあるのですが、スタイルというか雰囲気というものが確立しているので、
看板がなくても 『おっスターバックスだ。』的な感じになります。
使用してる外観の色は黒、緑、木目という3色でシンプルですが非常に伝わりやすいと思います。



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