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申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

チプカシベルト編みの雑記帳(2024年夏)

2024-09-22 14:39:57 | 工作
単色もいいかもです。

チプカシ。安くてデザインも豊富なCasio Classicの俗称らしいです。デジタル表示ものは「やや月差があるなぁ」とは思いつつも、中学生くらいのころに憧れていた時計が手を出しやすいお値段。コレもいいな、アレもいいなと思ってしまいます。

7月くらいから、ごついチプカシ用にベルトを作り始めました。作るには作れるのですが、もう少しなんとかしたいと、あれこれやっていました。
先週、「振り出しに戻ってみる」ことにしましたので、早速振り出しにもどってみました。


こんな感じになりました。基本の編みは「1日でつくれるマクラメアクセサリー」Reloj de pulsera rojaの手順82-94の繰り返しです。
唯一違うのは、手順84,90の芯紐、編み紐を入れ替えています。
テキスト通りに行うと綺麗に結び目が揃い、多色時の柄の出方も綺麗なのですが、森のなかまの技量だと、とても難しいのです。今回単色ということもあり、安定して編める方に逃げました。


森のなかまのお相手をしてくれる子の一人です。
カシオのゴツイ時計は、チプカシしか持っていませんが、ベルトの付け根が「ほぞ継ぎ」になっているものが多いようです。ケースとのつながりが綺麗で、一体感があります。樹脂製ならではのカッコ良さだと思います。

ただ、収納するときにベルトをペタンと畳めず場所取りでもあります。どうせ自作するならペタンと折りたたんでコンパクトに収納できたらいいなぁと思うのでした。


バネ棒への紐のセットですが、「ほぞ継ぎ」のためクリアランスが殆どないです。バネ棒を付けた状態で紐を通すのは難しいと思います。なのでこんな風にセットすると体力を温存できるかと思います。

当初は、クシに二つ折りの紐をセットするだけでしたが、作業中に外れたり、バネ棒をセットするときに、紐を押し込んだときに紐が交差したりしてしまいましたので、マステで軽く固定しています。

「紐が交差するくらい別にいいじゃん」

と思われるかもしれませんが、二つ折りが同じ長さなら良いのですが、この編み方は、短長、 長短、短長、 長短と二つ折りにして4本セットしないといけません。
初心者が気を回せる範囲などは、たかがしれていますので、ラクできるところは、ラクをして体力を温存します。


4本セットしたあと、編み紐を追加し、この紐を芯紐にして横方向に巻き結びをしていきました。左右どちらかから初めても良いのですが、結構むずかしかったので、中心から左右に向かうようにしました。


正直難しいです。森のなかまがミサンガを綺麗に作るには修行が必要だと思いました。


裏側は、裏巻き結びの網目がでるのですが、これを綺麗に並べると「えっへん」となるのですが、まだまだです。
何はともあれ、紐を通すのが難しかった課題は、「巻き結びにせず、全ての紐をはさんで、ヒバリ結びまで行う」で回避しました。

先週紹介したカシオポップトーンみたいに、ホゾ継ぎしきではない同じ長さのバネ棒を持つ部品で、予め結んでおくというのも手でしょうか。


今回、遊革(ゆうかく)をリニューアルしました。
最近は、0.7mmの紐で4本の菱形巻き結びにして、テキストにある輪の閉じ方をしています(先週紹介したものです)。

今回編み紐に使っているのは、1.18mmのマイクロコード。できれば、同じ紐で編めると違和感がないかと思います。しかしマイクロコードで菱形巻き結びをすると、えらく太くなってしまいます。また、輪を閉じたときに結び目を小さくしたいので、芯紐は0.7mmの紐を使いたいです。

なので、素直に欲求に従い、芯紐を0.7mmの2本にし、編み紐にマイクロコードで平結びにしました。両端は0.7mmの紐で裏巻き結びにしています。人間、一生懸命求めれば、気づくものであります。


テキスト通り(のハズ)に輪を結びました。とてもコンパクトで強い結び目ができあがります。


右が、編み紐に0.7mm、芯紐にマイクロコードを使って、一部の結びを省略。強度を犠牲にして、結び目を小さくしたものです。応用でもなく、単なる「きづき」でしかありません。しかし初心者が「メインの編み方」だけからではたどり着くのは難しく、外部からの情報がものがものをいうかと思います。そのために教科書があって欲しいと思います。

脱線ついでに。今回お手本としたReloj de pulsera rojaの手順17-25がなぜ必要なのか、最初はわからなかったのですが、寝落ちする前に「あっ!」と気づきました。かなり興奮しました。

森のなかまは、この手のテキストは知りたいことがあると、割と買ってしまうほうで、結構な数を持っていますが、YouTubeの動画を含め、この方法や、先ほど紹介した輪の閉じ方を使われているものは見つけられていません。


同じ紐を使ったので「ういた」かんじは少ないかと思います。

情報の探し方が悪いだけかもしれませんし、エキスパートの方があえて見せるものでもないのかもしれませんが、何かを作ろうとするとき、初心者がかならず「うーん」と悩み、先に進めず「もういいや」となってしまうだと思います。

この辺りのことが、一捻り考えられて、かつ惜しげもなく書かれている「1日でつくれるマクラメアクセサリー」はとっても頼りになるテキストだと思います。高いものではありませんので、これから始められる方は是非お手にとって「こんな風にやるんだ」と発見をして頂ければと思います。もし、全て知っている情報だったら、それはそれで素晴らしいことではないでしょうか。

ちなみに著者のホームページはこちらになります。

anudoさん("Macrame"には魅力的な作品写真があります)

続編でないかなぁ。。


もし、anudoさんの作品を見られたようでしたら、話は現実に戻ります(笑)
「ベルトを折りたたんでコンパクトに収納したい」件ですが、枠部のところにあるようにヒバリ結びのコブを表側にするようにしました。
0.7mmの紐では特に問題はないのですが、1.18mmのマイクロコードで、コブを裏側にすると、ケースと干渉してペタッと畳めなかったからです。


ペタン。これで狭いスペースでも収納できます。安価ゆえ手を出しやすいチプカシですが、収納が少なくても安心して買い増しできるかと思います(笑)

使用した紐
12時側
 90cm x 4本(短:40cm, 長:50cmで二つ折り)
 80cm x 1本(追加紐)
6時側
 120cm x 4本(短:50cm, 長:70cmで二つ折り)
 90cm x 1本(追加紐)

長さは、目的の長さを L とした場合、以下で見積もりました。編み方にもよりますので、余裕をみてください(森のなかま用の備忘録です)。

 短側 = (3 x L + 10cm)
 長側 = (5 x L + 10cm)
 追加紐 = (3 x L x + 10cm) x 2

追加紐でない編み紐は、短側, 長側を足して、準備しやすい長さに切り上げました。
3,5は経験的に得た値で、余裕を持たせています。10cmは作業用です。


色は随分迷いましたが、市販品にもありそうなOlive Drabにしました。他の時計にも使い回しができそうです。汗をかくアウトドア、ミリチックな用途にも合うかもしれません。

9月もそろそろ終盤ですが、まだ暑い日が続くなか、穴だらけのベルトは快適です。水洗いもできますので「蒸れるのが嫌で腕にはなにもつけないんだ」というかたは、是非ともトライしてみて頂ければと思います。

「ベルトだけのために編みを勉強するのは」という方。もっと、もっとステキな作品を販売されている方を見つけました。

Crema miuu_ko 美海さん

展示作品とかみると、自分がやっていることが無駄に思えてくる。。。とか言っていると何事もできなくなります。「先を行く人は、やることをやっている」ということです。

でも、いつかは、こんなの考えて、編めたらいいなぁ、と思います。マイペースで精進します。

それでは!
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今はこんなふうになっています

2024-09-01 21:24:42 | 工作
全部穴が空いているので蒸れが少なく快適(紺色は流水で何度も洗っています)♪

時計のベルトを最初に編み始めた時に購入した、アルバAQPK402。デイトも電波、ソーラもないので安くて、軽くて薄いうえに、針音は静か。おまけに時間のずれが結構少ないです。先週なんだか、この子のベルトを編んでみたいと思いました。

参考にしたのは、こちらの編み方です。

Macrame Tutorial | Easy and Cute Macrame Bracelet Tutorial for Beginners | DIY」 by sainabaftさん

基本今まで作ってきたのとほとんど同じなのですが、サイドに1本足してあることで、丈夫になっているうえ、全ての紐が何かしら巻いてあり、全てが結び目となるため、カチッと噛み合います。工程は増えますが、きっちり編んでいけるので難易度は比較的低くなるようです。その分、綺麗に編むことに集中できるようになります。


動画はブレスレットですので、時計バンドの場合は、こんな風にスタートするようにしました。両端にくる紐は、バネ棒と一緒に巻き付けられて両端に出ています。


左が先にやったものです。矢印の端っこの紐ですが、左が巻き結び1.5回です。通常左右方向に合計2回巻き結びをするのですが、スペースの都合で内側だけ巻き結びにしていました。
やってみると、この結びに関してはこれが都合がよかったので、右のは巻き結びを全てやめて、ヒバリ結びだけにしました。


尾錠部分の編み方も少しリニューアルしました。尾錠との固定を6本にしたかったので、使わない紐を外側に逃しました。
中央側を結ばないのは、尾錠に取り付けるときに紐を通すスペースが欲しかったからです。


金具をつけるとこんな感じになりました。6本でなくて、8本でもよかったかもしれませんね。隠れてしまうところなので、考えるのが後回しになりがちになってしまいます。尾錠はアマゾンより楽天の方が取り扱いが多いようです


遊革(ゆうかく)は4本の菱形巻き結びのものを用意しました。


遊革を輪っかにするときは、こんな風に両端の2本の紐をクロスさせ、それぞれ裏巻き結びにします。


本の菱形巻き結びの両端も裏巻き結びになっているので、このように十時状の結び目となります。十分強度はあるのですが「1日でつくれるマクラメアクセサリー」には、長さを微調整する方法や、さらに強度を上げる終わり方が書かれています。この辺りの事を必要な方は本をお手に取ってみてください。

この本で「何も得るところがなかった」という方はエキスパートの方かと思います。初心者の森のなかまは、この本から沢山の事を学びましたし、まだまだしゃぶり尽くすつもりです。


6時側の先端は、技量的に「なるようにしかならない」のでこんな風になりました。


土曜日にこさえたサンプルです。40cm x 3本、30cm x 3本です。
全国的に雨がすごく、配達の方も大変なので、足りない紐を買い足すのを遅らせるべく、紐をケチっています。

使用した紐:
 12時側: レモンイエロー 74cm x 3, オレンジ 90cm x 3
 6時側: レモンイエロー 96cm x 3, オレンジ 120cm x 3
 紐:マイクロマクラメ (0.7mm)
 尾錠幅: 16mm

サンプルを作ると、大体の仕上がりがイメージできるのはもちろんですが、スタートの部分を作る良い練習になります。昔はかなり面倒に感じたのですが、最近はスッスと始められるようになりました。


AQPK402の良さを改めて認識し、今回購入したAQPK401。全面蓄光(全ルミ)で小っ恥ずかしいくらい光ります。持続時間の捉え方は人それぞれかと思いますが、森のなかま的にはかなり満足です。安いところでは4千円しません。

最初に付属しているベルトは「どうせ取り替えるんでしょ?」みたいなもので、あまり丈夫そうではありません。自分好みのベルトに交換してあげると愛着がわくかと思います。ベルト幅は18mm。アマゾンで調べるとこんな感じでした

よく出来たプラモデルを組み立てるかのように、しっかり編んでいけば、収まるところに収まるような編み方ですので、仕上がりも確りした実用的なものになります。森のなかまのようにマクラメ初心者で「何か実用的なものを」とお探しの方は、是非ともお試しください。

それでは!
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夏っぽいはずの時計ベルト

2024-06-30 21:09:12 | 工作
夏っぽいはず

梅雨らしく湿度がすごいですね。日頃の疲れもピークの週末。
ワイフは床と融合しています。森のなかまも融合しようと思いますが、日頃のフラストレーっションが溜まっています。

「時計のベルトを作りたい!編みたい!」

あまり一般的な欲求ではありませんが、要は「それっぽい」ものを編んでみたいのです。


1日でつくれるマクラメアクセサリー」にある"Reloj de pulsera roja"という細身の時計ベルトを試作してみます。一番左は2週間くらい前に作ったもので、巻き結びだけなのですが、なかなか難しいです。難易度は下から4番目です。

今まで、適当にやっていことを見直さないと綺麗に編めそうにないです。
寝る前に「なんでうまくいかないんだろう?」とやっていると、紐を握りながら気を失うこと数回。ようやく土曜日に本番の紐を使って試作をしてみました。

一から編み方を考えられない素人なので、自分が欲しいものを作るには少し工夫がいりそうです。


一通り施策をし終えると、ぼちぼちワイフも復活してきたので、お散歩をします。この日はこれで寝ました。


朝ご飯を食べて開始です。ヒバリ結びでコードを固定します。


ヒバリ結びの左右にさらに巻き結びを0.5回します。結果、進行方向が互い違いの巻き結びができあがります。マクラメでは紐の取り付け方法としては、ごく当たり前のものです(最初の頃は全然知りませんでした)。

バネ棒周辺がギューギューになりますので、ベルトの交換はできなくなりそうです。ヒバリ結びから結び始めてもよさそうですが、こうすることで、紐同士の間隔が一定になります。


テキストではボタンホールを作ってバンドを止めるのですが、森のなかまは尾錠式にしたいです。自分で編み終わり方法を考えていると、一生作れなさそうです。

そこで、尾錠に取り付ける紐を4本に絞り、他は全部まとめて巻き結びで横に逃しました。逃した紐で遊革(ゆうかく)を作れそうですが、これも考えていると手が止まってしまいそうです。最後まで残しておきましたが、バッサリ切ってしまいました。また別の時に考えればよいので、完成を目指します。


尾錠への取り付けは、ライン結びで固定しますが、そのまえに位置を安定させないといけません。バランスをとりながら締め上げていくので、一番難儀なところであります。
尾錠をクリップで固定して、あらかた固定されたら、クリップを外し編み込みます。


遊革を作る気力と時間がありませんでしたが、なんとか完成しました。

実は12時側から作ったのですが、尾錠の固定が終わりホッとして気が抜けたのか、6時側のアクセントカラーを間違えてしまいました。12時側はライトグレー、6時側はあさぎ色。当初はあさぎ色でやろうと思い込んでいて、寸前でライトグレーにしたこともあって、頭が思い込みモードで動いていたようです。

まぁ、色違いも夏っぽいということで。。


穴だらけなので、蒸れにくい。これにつきます。所々に顔を出すアクセントカラーが、なかなか良い感じです。編めるようになった自分も褒めてあげたいですが、やはり考えた人がすごいと思います。


裏側はこんな感じになります。編み方を意識的に練習したので、試作したものより、編み目が安定したようです。随分勉強になりました。


やっつけの尾錠取り付けも、何となくそれっぽく収まったようです。
見た目はそれとして、4本で固定していますので、それなりに強度は出ているかと思いますが、1本でも切れたら使うのをやめれば良いだけです。ここが素人作のお気楽さであります。


ちゃんと、尾錠の「つく棒」が子穴に刺さり機能しました。

ちなみに、日常生活では聞いたことがないような、各部の名称はこちらで知りました。

 腕時計の各部の名称を教えて

巻き結びは、芯紐にぐるりと結び紐を巻き付けるため、紐の太さの3倍の厚みになります。0.7mmの紐だと2.1mm。こうして書いてみると「えっ?」と思ったので、ノギスで測ってみたら、確かに2.1mmありました。

付け心地は、しなやかで、これまで編んだものよりゴワゴワ感もなく、普通な感じになったようです。まぁ、ゴワゴワ感が心地良い時もあるのですが。。

チプカシ LTP-V001GLは、文字盤が見やすいレディースモデル。針音が静かで3千円以下のモデルとは思えません。お気に入りで、森のなかまも時々つけていました。ただ、アイボリー系のベルトになると女性の方が似合いそうです。

「これどう?」と森のなかま。
「あっ。なんだか夏っぽい色合いじゃない」とワイフ。
「だって、夏っぽいのイメージしたんだもーん」
「あとで、ちゃんとワッカつくってね」

ワッカ=遊革です。課題を一つ頂きました。
明日から7月ですね。

それでは!
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たのしい AE-1200WH

2024-03-17 14:57:36 | 工作
花粉疲れでも、ちょっとテンションあがります。

春の花が咲き、地べたがにぎやかになっているのに、鉛のような体。追い討ちをかける花粉。セール中だったので、まえまえから気になっていたAE-1200WHを購入しました。


購入したのは、AE-1200WH-1Bという海外モデルのもの。いろいろ型番がありますが、機能は同じ。筐体や文字などの色の違いです。こちらのサイトが詳しかったので、こちらから購入させてもらいました

海外モデルなので、説明書は日本語を除くその他メジャーな言語。とはいえ、本家で日本語のPDFをダウンロードできます。今はそういう世の中です。しかし、購入したお店で、わざわざPDFのプリントアウトまでつけてくれていました。大変な手間だと思います。

時間は自分で合わせます。いろいろレビューを見ましたが、届いて時刻が合っていないことに不満を持つ方もいらっしゃるのには、おどろきでした。最初に自分で合わせて、操作を覚える。これで良いのでないでしょうか。

さて、松本零士さんが描く機械のような、目盛りつきの円や、矩形。おまけに世界地図までついています。とてもワクワクさせてくれるデザインです(感じ方には個人差があります)。

海外の一部の人たちからは、007シリーズに出てきそうなところから、カジノロワイヤルをもじって、カシオロワイヤルとよばれ、随分まえから人気があるそうです。

Casio Royalで検索してみると、改造動画などが沢山出てきて、見ていてたのしいです。


水曜日に到着。とってもうれしいです。そして、土曜日にさっそくベルトを外し、2mmのスリムコードが入ることを確認します。クリアランスは狭いので、バネ棒を外した状態でセットする必要はありますが、無理なくセットできます。テンションがあがります。


編み目からバネ棒が見えないようにするため、こんな風にグルグル巻きにして編み始めてみます。


芯紐の幅は外側で15mmになりました。


シンプルに2色でKBI編みをします。なかなか良いのではないでしょうか。


ただ、幅が20mmを超えてしまいました。手持ちの尾錠は18mmまでですので、いつも通りの編み方で始めます。このブログ内を「12時側」で検索すると、これまでに試行錯誤してきた記事がでてきます。


黒とブルーグレーの組み合わせ。芯紐の幅を10mmくらいにして、いつも通りに始めると、2mmのコードで大体、18mm以内になります。締め込み具合で、このあたりは適当に変化します。


黒とネイビーの組み合わせも、それっぽいかなと思いました。他にも色の組み合わせを試してみて、最終的に黒とライトブラウンが、ピンときました。


今回の編み紐のセットの仕方です。バネ棒をセットすると焼き止めが内側に隠れます。それだけです。
KBKハンギングウォッチベルト」で、編み紐をバネ棒にからげないやり方をしていたのですが、バネ棒付近あたりが、ゴチャゴチャするほうが、今回の時計にはあうかなぁ、というだけです。


こんなかんじになりました。オリジナルのフィット感がよかったので、12時側は8cmにし、6時側はベルトがあまらないように短くしました。


外寸を見た時は「ちょっと大きいかなぁ」と思ったのですが、なんだか慣れました。文字も大きく見やすいです。


オレンジ色の照明も確りしているので、老眼にはありがたいです。


ベルトを抑える遊革は、平結びを5cmしたものを本結びでループにしています。本結びしたところは、見た目はなんですが、融着よりも確実ですし、隠れて見えないので、あまり進歩していません。


時間を知りたければ、スマホを見れば良いし、別の国の時刻を知る必要もない生活をおくっています。でも、そんなことは別にどうでも良いじゃないですか。

最後まで月齢を知ることができるWS-1700H(今みたら売り切れていました)と迷いましたが、ガチャガチャしつつも、スッキリしたケースに収まった、AE-1200WHのデザインがとても気に入ってしまいました。

身につけていて、密かにワクワクできるデザイン。しかも、微妙なバランスで比較的入手しやすい価格に抑えて、シレッと売っているところにやられてしましました。

ガジェット好きとか、昭和レトロとかに十把一からげにされてしまうのかもしれませんが、抗い難い方は、腕にはめてみてください。

それでは!
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今年初めてのおさんぽ。KBKベルト再び

2024-02-04 20:21:09 | 工作
みなとみらい線の「えむえむさん」が春節のランタンオブジェになっていました。

年が明けてからの週末。なんだ、かんだで出られずいました。今週も午前中にアクティビティがありましたが、なんとか出られました。


ツルニチニチソウが咲き始めていました。一番寒いときからさいているんですね。


「ほらーっ、ウメもさいてるよー」とワイフが教えてくれます。そうそう、関東でも1月から咲いているウメがありますが、残念なことに通勤途中に、そういうウメがありません。


このカタチは忘れません。ハキダメギクです。お花はいいですね。


ふわふわと浮かぶ、やわらかい木洩れ日。こういうのを見つけるのが基本的に好きであります。


今年初めてのお気に入りの場所。おおかたの葉っぱが落ちてしまったので、一年のなかで、これ以上ないくらい明るくなっています。


寒くて人もいないので、ポケットからタキザワさんをコロリとして写真を撮ります。
写真ではわかりにくいですが、微妙な濃淡のムラが出てきて、いい雰囲気になってきました。


今年初めての外食。光りものが食べたかったので訊ねてみると「今日はコハダくらいなんですが」。ねがったりです。


コハダとそのなかまたちを平らげ、お店をでると暗くなっていました。最近は17:00を過ぎても明るいですね。先日仕事中気づき、結構おどろきました。


階段をテクテク降りていくと、街灯が作り出す幾何学的な影はありました。意外に柔らかい影でした。


川の水面にうつる周囲の灯りと風景。グニャグニャした映り込みは見て、撮って楽しいものです。


こちらは駅の改札内ですが、みなとみらい線の周囲には色んなランタンオブジェがあり、みんな写真を撮っていました。たのしいですよね。

アパートにつくと、ワイフの使っていた時計の電池が切れていました。
工具でパカッと開けて、電池を入れて、工具で閉めておわります。
一応、アルコールで掃除したり、パッキングにグリスを塗ったりそれっぽいことをします。

ふと、ある時計を思い出します。


懐中時計なのですが、ボタンを押すと文字盤が発光します。発光しますが、時計が止まっています。なんでだろう?と思い開けてみたところ、すぐに分かりました。

四角いスポンジが貼ってある電池が3つ。2つがライト用で、1つが時計用でした。電池を取り替えたらチクタク動き始めました。考えてみれば合理的なのですが、電源を分けているとは思わなかったので、おもしろいなぁ、と思いました。


本日、KBKで尾錠式の時計ベルトを2mmのコードで編みました。最初の頃より編み目が安定するようになりました。今回は、編み目を詰めるようにしましたので、必要なコード量が増えました。忘れてしまうので、メモしておきます(余裕を持たせています)。

12時側(尾錠側)
    芯紐:50cm x 1
    結び紐:70cm x 2
6時側
    芯紐:50cm x 1
    結び紐:110cm x 2


裏側です。どちら側を使うかは、お好みで。
遊革(ゆうかく)は、2mmコードを芯にして、0.75mmのマイクロマクラメコードで平結び。芯紐ののこりは、それぞれ1本にして、本結びするというだけのものです。焼き止め部分が肌にふれますが、丁寧にやれば、チクチクすることはありませんでした。


尾錠の取り付け方も、すこし上達しました。数をこなすの大切ですね。
今回、幅18mmの尾錠を使いました。芯紐を外側からタッチング結びを2回して固定しました。
結びの回数は、コードの太さと尾錠幅によります。焼き止めが裏側になるようにしています。ワイフに見せたところ。。

「ブルボンみたい」と言います。
「あぁ、クリーム色のやつに黒が入った包装のやつね、たしかに」

ルマンド」ではなく、あれは何というお菓子だったんだろうと、画像検索を駆使して調べ、ようやく見つけました。

ホワイトロリータ

随分攻めた名前だったんですね。

それでは!
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