森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

Pon, Pon, Pon

2018-03-12 19:40:43 | デフォ
16:36 南に向かって伸びをするマグノリアさん。

まるでコントのような「ハックション」があちこちで聞かれた週の始まりでした。

太郎のうえに花粉ふりつむ。
二郎のうえに花粉ふりつむ。
ついでに、三郎の上に花粉ふりつむ。

いやぁ〜。まいったまいった。もう降参です。もういいでしょ?許して。。いかがお過ごしでしょうか。

弱気になってみても状況が変わらないので続けます。

といっても、先週土曜日のお散歩の写真ですがお時間ありましたらお付合い頂ければ幸いです。


16:27 斜面で西日を受け止める子はいないかな?と思って近づくと。。。すごいのがいました。カッパくんのような。あまつさえ先週の「ウメ子さんはボクがお守りします!」とは違って。。何だか金色夜叉のように揉めているような。。大丈夫かなぁ。。

「熱海が横浜にやってきた」とか考えていたらワイフとの距離が随分はなれてしまいました。これでは逆金色夜叉になりかねません。おいかけろ!


ピピピ。テッテケ歩いて行くと視界に何か入ったと脳内アラームが鳴ります。ツルニチニチソウが一輪だけコンニチハしています。例年もう少し後かと思うのですが、いつも森のなかまが気付いていないだけかもしれません。コンニチハ。


再び元気なスイセンの家族。みんな同じ方向を向くのは生きる上での理由なのかと思いますが、よくみるとちょっと明後日を向いている人も。こういうのを見ると何だか安心するクチです。


文学館ロウバイがカーッと高温になっているかのように輝いていました。
遠い上に近づけない場所にあるのですが今日は望遠ズームレンズをつけているのでギュギュギューッと引き寄せられてウレシいです。

霧笛橋までやってくるとワイフが目的地で既に写真を撮っているのが見えました。


16:33 ポンポンポン。なが〜い間まとっていた毛皮のコートを脱ぎ捨てて春の準備が出来たことを空に向かって知らせています。霧笛橋のハクモクレンです。このマグノリアを意識的に見るようになって今年で7年目です去年はこんな感じでした。隣り合って並んでいるコブシはもうちょっと先になりそうです。


右から左へと時間を置いて並べたみたいに咲いていました。こちらも何だかポンポンポンと音を入れたくなってしまいます。
いつも、何故かしんみりした感じで眺めてしまうマグノリアですが、ポンポンポンと書いっていたらビーチボーイズのFun, Fun, Funを思い出しました。懐が広いマグノリアなのでした。


文学館にあるUntei Cafe。大きなガラスの向こうの風景に映りこむ手前の風景。そして大きなペンダントライトが気に入っています。


16:51 居心地の良い場所の入り口に光が差し込んできました。人が入るにはえらく大変な場所です。


鈴なりのアセビ。東側の海側に面した文学館の壁に西からわずかに回り込む光が明るくしてくれました。ちょっと裏側にまわって領事館側に出ます。


木々で覆われた道に冷たい風がピューッ。ちょっとした高低差があっていつもは上から見下ろすヒイラギナンテンを下から見ることができました。


木陰の青に少し陰ってきた上空の青に葉っぱの緑。柊南天の花の黄色のコントラストが撮っていて楽しかったです。


こちらは上から撮りましたが幅の狭い木漏れ日が鋭く差し込んで面白い背景をつくってくれていました。
立ち位置を変えれば光の背景と花の位置を調整できるのかと思いますし、何枚かチャレンジしてみたのですが。。グズグズしているとまたおいてかれてしまいます。。


とは言っても。。再びアセビさん。こうした光に出会えるのも何かの縁です。多少おいていかれてもテッテケすれば良いわけですしね。


おいていかれるのは杞憂でした。ワイフは八重咲きのツバキに夢中でした。夕方のわずかな時間しか光が直接さしこまないのか、目立った傷みもなく信じられないくらい真っ白に咲いていました。


17:04 山手111番館の前を通り丘を下りていくことにします。
森のなかま夫婦のお腹時間のタイムリミットはだいたいこのくらい(笑)なので、これから日が伸びると。。あれ?このステキな光と戯れらるなくなるのかな?まぁ。。その時はその時で。。


石垣にポムポム、ケパケパ。通り過ぎながら夫婦ほぼ同時に足を止めて引き返しました。普段好みの被写体が違うのですが、たまにこういう時があります。ひょろりと伸びた姿にバナナプラグみたいな先端。オニタビラコだと思います。


石垣のすきまから何かニョキニョキ。
そしてそこから葉っぱがニョキニョキ。根っこだったら葉っぱはでないよなぁと思いながら、葉っぱが寄生したのか。。よくわかりませんがあの手この手で頑張っています。


「地獄の釜の蓋」という極めておっかない名前のキランソウ。「みんなの病気をポンポン直して地獄の釜にポンと蓋をしちゃうからね」というところから名前がつけれたくらいの薬効があるそうです。
大抵地べたに這うようにいるので撮るのが大変なのですが、この子も石垣の隙間から作品のように生えていましたのでラクラク撮影♪


17:13 元町の入り口へと通じる道。珍しく人通りが一瞬とぎれましたが数秒後にはいつも通りの人通り。メインストリートから外れて堀川沿いを歩いてみることにしました。もしかしたら誰かに会えるかもしれません。


「あっ。咲いている」とワイフ。シベの先端がゴマをふったかのような感じなのですが甘くて赤いサクランボが実る支那実桜(シナミザクラ)又の名を暖地桜桃(ダンチオウトウ)ではないかと思います。

それでは!

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