続き
ミクリガ池方面を一周し、いよいよ一の越山荘目指し登り始めます。
日頃の運動不足が影響し、足が中々進みません。苦しい。途中、何度ここまでで折り返そうと考えたか・・・。でも、一の越山荘までは登ると決めたので、途中の雪渓など景色を愉しみながら諦めずにゆっくりと登ります。上に行くにつれて酸素が薄くなり体が重く動かない。こんな時には携帯酸素ボンベがとっても役に立ちます。体が軽くなって足が進むんですね。面白い体験でした。
何だかんだと苦しみながらも目標の山荘まで到着。標高は2700mです。目標を達成すると今までの苦しみや疲れが飛んで消え、達成感・満足感で心地よい気持ちです。そして、次回は更にこの先を望もうと頭を過ぎります。また、ここまで登らないと見ることが出来ない景色があります。この先は雄岳。皆、行列が出来るくらいよく登る。偉いですね。私は次回の楽しみにして今回はここまで。次回は、ここにゆっくりと宿泊し、満天の星空も楽しみたいな。
この体験は、そのまま日頃のバイオリンの練習の在り方等にも当てはまりますね。
社会人になっても仕事を途中で簡単に投げ出してしまう人があまりにも多い。出来る事なら、それぞれのペースながらも、工夫をしながら継続し登っていくことが出来る人に。そして、そこから見えてくる景色を愉しみ味わえる人に成長させたいですね。頑張りましょう。