著作権法

著作権法についてしっかり考えてみませんか。

Jupiterその2

2007-03-12 01:33:57 | Weblog
 先日ある中華料理の店に入ったら、BGMにJupiterが流れていました。

 中国の楽器・・胡弓かなにかで旋律を謳っているもの・・・

 「そうだそうだ、著作権が切れればこういうアレンジも可能となるのだなぁ・・」と思っていました。ところが、しばらくすると、リズムも変わり、まさに平原綾香さんが歌う「Jupiter」そのものになりました。リズムや、メロディの改変の仕方からすると間違いなく「平原版」なのです。

 それを聴きながら、このBGMの音源を作った人は、どんな著作権処理をしているのだろうかと気になりました。

 ホルストの著作権は日本ではすでに切れています。

 しかし、流れているのは平原綾香さんが歌っている「Jupiter」のはずなので、平原版の作曲者の権利はあるように思えますが、その編曲者は、自分の権利をJASRACに届けて行使しているのでしょうか・・


 そういえば「青空文庫」の活動は、他人を介して聴いたところによると、公開されているデータは、商業利用も無料だとのこと・・ダイソーなどで売られている100円の文庫本のような書籍にも利用されているそうです。

 そこには特段の「創作行為」はないですし、著作権法上も何の権利もありませんから、それは当然のことでしょう。

 しかし、平原版Jupiterは、青空文庫のデータとは異なります。立派な「2次的著作物」でしょう。編曲者が権利を行使しているかどうかは、興味がありますね・・今度調べてみたいと思います。