というわけで、久々の映画レビュー。
「トスカーナの休日」です。
今回は、DVDをパソコンの画面で見たので、字幕は疲れそうだったので日本語吹き替えで見ました。珍しく。
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サンフランシスコ在住の作家、フランシス(ダイアン・レイン)は夫の浮気により突然離婚することに。しかも、住んでいた家は夫とその愛人に奪われてしまった。そんな彼女を見かねた親友のパティ(サンドラ・オー)が、ゲイの人たちとイタリア・トスカーナに観光に行くツアーをプレゼントしてくれた。その途中、コルトーナという町で見かけた旧家に一目ぼれしたフランシスは、家を夫に明け渡して手に入れた金をもとに、その旧家を衝動買いしてしまう。壁は崩れ、荒れ放題の家に少しずつ手を加えて住みやすく変えていく。そして、フランシスはリフォーム業者のポーランド人達と、不思議な暮らしを始めるのだった。
いや、ピーター・メールの「南仏プロバンスの12ヶ月」みたいに、アメリカ人が南欧に越してきて、生活習慣や人柄の違いに戸惑う、といったところがストーリーのベースなのだけど、ダイアン・レインがかっこいいのです。なぜかイタリア語はちょっとしゃべれることになっているのだけど、地元の人たちと少しずつ打ち解けながら、女一人異国で暮らしていくわけです。そして、親友パティ役を演じているサンドラ・オー。レズビアンで、念願の子供を身ごもる(多分人工授精だよね)んだけど、恋人に振られてしまうなんていう癖のある役を見事に演じています。「
サイドウェイ」にも出ているけど、とても印象に残る人なので、すぐ顔を覚えられると思う。
この映画、前に国際線の飛行機の中で字幕版を見たんだよね。長いフライトだったので、3回くらいリピートで放映していたんだけど、そのうち2回分くらいは見たかも。
その時も小さな画面(座席の前についてる液晶君ね)だったので、字幕が読めなかったり、食事で中断したりして(エコノミーだからVODではないのです)、きちんと通してみたことがなかったので、ちょっと新鮮なシーンもありました。(←覚えてないだけ?)
景色もきれいだし、ワインでも飲みながら、大きな画面でゆったり見たい映画です。