河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-350

2009年08月24日 | Weblog
不況と機会

いわゆる不況の直接原因は、不良債権となるものをばらまいた金融機関群が
いたからで、一気にそのバブルがしぼんだ。それが実体経済に波及し、米国
の自動車会社が国有化し銀行が破たんしている。
その波はヨーロッパをはじめ世界中に及んだ。
以上は皆さんがご存じの通り。

では、これらは日本の経済にとってどんな作用を及ぼすのか。

その本質的な問題は製造業の衰退である。
GMやフォードに代表されるような自動車産業。

もっと言えば、
・ モータリゼーションの主役自動車
・ 大量販売のスーパー
・ 電子工業製品企業

戦後日本の成長を支えたこれらの商品が消費者に飽きられ始めている。
大量生産された工業品が安売り店で投げ売りされているのを観ればよくわかる。

「大量生産品はもういいよ」
というのが消費者の意識で、画期的な新製品以外には興味がない。

日本の会社が昔の体質のまま居座っている間に、社会とそれを構成する
人々の意識が変化してしまったのである。

・自動車より自転車。どうしてもなら、カーシェアリング。
・電化製品の買い替えは別に考えない。壊れたら買う。
・もっと面白いものはないのか。

が正直なところで、大会社はこの変化に追いついていけない。
買い替え需要のスパンはどんどん長くなる。
消費者の意識が変化し、古くてもいい、レトロでいいと考えるようになった。
だからこの不況は深刻である。

必要な事を日本全国でいえば、製造業からサービス業への転換。

だがこういう、グギッとした時代の変わり目にはビジネスチャンスがある。
SOHOはチャンスである。
どんなところに目を向けたらよいか、順次考えてみよう。
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1 コメント

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田舎の店、農家レストランで。 (すこや)
2009-08-25 05:24:31
これまでだめと言われた個人の酒販店、農家がすごく元気と言うので行って来た。若い夫婦が楽しみながら仕入れたお酒に付加価値をつけて売っている。田舎の村の酒屋のじいさんばあさんが雑貨屋風に何でも必要なものをそろえる店にした。釣りの餌から、100円ソフトアイスクリームを発売し店を子供や年寄りの休み場にした。隣のコンビ二チェーン店の価格を下げさせた。養豚業の家族が始めた米も野菜も作って、すべて自作食材でのバイキングレストランが大人気。市内の小中学生はこの厨房でソーセージ作りの食育を学ぶ。食の人作りもする農家が人気です。この地方一帯のブロガーが書き合って草の根のネットワークで盛り上げている。
(11月に見学ツアー予定します)
河瀬さんの言うとおりです。

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