**はやりっち**

いろんな色があるように
いろんな花があるように
いろんな話もあるのです。

【レビュー】イキガミ

2011年10月25日 | 【レビュー】本

 

 

イキガミ―魂揺さぶる究極極限ドラマ

間瀬 元朗

 

漫画は基本一気読みききょうです

なのでできれば連載ものは終わってて

単行本が全部揃った状態

スタートしたいのですが

まだ続いてると知らずに

うっかり読んでしまいました

今は巻まで出ています

 

死亡時刻の24時間前に「イキガミ」が届いた人間が

残り1日をどう過ごすかを描いた内容の一話完結の漫画ですが

亡くなっていく人やそのまわりが主人公ではなく

イキガミの配達員が主人公です

 

この漫画の社会では

「生命の価値を認識させ犯罪を減らし少子化を改善して国力増強を図る」と謳われる

「国家繁栄維持法」という法律があって

1/1000の確率で選ばれた人は

24歳までにイキガミが届き亡くなります

 

言ってみれば1000人にひとりが国家に殺されるという

恐ろしい社会が舞台の漫画です

 

でも、とても感動的な話もあり

思わずホロリな場面もあります

人間ドラマと社会の闇を同時進行で描いていて

読み応えあり

でもエンターテイメントとして

心に少し距離を置いて読みましょう

じゃないと重みがある分ちょっと疲れちゃいます

 

そして一話完結型だけど

全体を通しての流れも気になるところ

主人公の配達員星新一が

いろいろな想いのもと葛藤を続けて

今後はどうなっていくの

 

…あ~やっぱり最後まで一気読みしたかった…

 

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