**はやりっち**

いろんな色があるように
いろんな花があるように
いろんな話もあるのです。

【レビュー】魔法にかけられて

2011年04月27日 | 【レビュー】映画
ディズニー映画が好きなたんぽぽが
最近おもしろかった作品です


魔法にかけられて(2007・米)
魔法にかけられて - goo 映画

おとぎ話のお姫様が魔法にかけられて
現代のNYCへ
そして、「魔法」や「夢」を信じないバツイチ男性と出会います
おとぎ話からきたお姫様は、男性の価値観とまったく反対
「夢」や「魔法」を信じているし、
おとぎ話ならではの、歌を歌って
動物たちとお掃除なんかをしちゃいます

もちろん、価値観の違う?
常識ハズレな行動を起こすお姫様に
あきれ・怒りを感じていますが、
あまりの世間知らずさを心配に思ってついつい助けてあげることになります

価値観の違う2人の距離がだんだんと近づくのも見ごたえアリ
でも、なによりも
現代でおとぎ話そのままの行動をするお姫様を
観ているのがなんだか、可愛くっておかしい

ミュージカルのようなシーンも多くあるので
子どもさんも楽しめるかと思います

最初から最後までニコニコして観ることのできる
ディズニー映画はGWにオススメです


にほんブログ村に参加中☆


【レビュー】イタリア映画 「道 La Strada」

2011年04月27日 | 【レビュー】映画
フェデリコ・フェリーニ監督 「道」
(1945年作)
 
道 - goo 映画道 - goo 映画

モノクロのかなり古い映画です
たしか、NHK教育テレビで放映されていたのを
見たのだと思います。でも、その時私がいくつの
時に見たのかは覚えていません。
でも、時たま何かの拍子にこの映画のシーンを
思い出すと、物思いにふけってしまうのです

主な登場人物は、無教養で粗野な大道芸人のザンパノと
彼にお金で買われ連れ回される少々頭の弱い
純真無垢の女性ジェルソミーナ、
ザンパノを昔から知っている陽気で明るい
綱渡り芸人のキ印。
この映画は、かなり有名で多くの人が
ブログなどでレビューを残しています。
そして、人によって感じ方は違うので
同じような感想を表しているけど微妙な違いがあり、
注目する場面も幅広く、その人その人の
お気に入りのシーンや台詞があるのです。
それだけ、含みのある考えさせられる部分が
多い映画だと思います。
なんだか、その時の自分の歩んできた
人生の部分を映し出される鏡のようです。

たぶん、あらずじを読んだり聞いたりしても
この映画自体を見なければ何も意味がないと思います
それだけ、語るに難しいストーリーでして…
(…というか文才の無い自分のせいなのですが
ラストシーンは切ないです
しかし、その時その時でザンパノの心境を
想像する内容が微妙に違う自分があります。
あるいは、それを肉体を無くしたジェルソミーナが、
咽び泣く彼を想う心の内を想像してしまう時も。

期待せず、窓から彼らを眺める程度の気分で
観てみてください
人によっては、心にずっしり重くのしかかって
くるので、気持ちが下向きなときは観ない方が
良いかもしれません


にほんブログ村に参加中☆