【レビュー】イチハラヒロコ作品集

こんにちは。9月も後半ですね
読書の秋 と言いますが、
小説はほとんど読まない私です…
なので、今日は読み物ではない書籍をご紹介します

「この人ごみを押しわけて、はやく来やがれ、王子様。」
著者　イチハラヒロコ



現代美術作家の作品集です。
芸術の秋 の意味もこめて

学生時代に友人にこの本を借りて以来
すっかりイチハラヒロコさんのファンです
大人になってから、他の作品集と一緒に大人買いしました

彼女の作品は
白地に黒の太いゴシック体で
短い言葉が
ババーンと書かれています。
そりゃもう 潔く、端的に
すごくシンプルで、インパクト大です

この本は彼女のファースト作品集で
内容はアート作品ですが、全部が短い言葉です。
本の帯には「恋する美術だ。」と書かれていますが、
（画像には帯ないですね…）
恋心にときめいたり、泣けたりするもではありません
どれもストレートで正直で的確すぎる言葉たち。
かわいらしいぶっきらぼうさと やさぐれ感、
ユーモアがあって爽快な「恋する美術」です

後ろの方には展覧会のようすや
海外でのプロジェクトの写真もあります。
正直現代美術ってよくわからないから苦手…
という方でも楽しめるページだと思います
なんせ単純明快な言葉ですから！

短い言葉が持つ強さって凄いと感じる一冊。

ユーモアのあるアートが好きな方、
日常のモヤモヤをちょっとすっきりさせたい方、
ぱらぱらめくるだけで読める本をお探しの方も、
是非チェックしてみてくださいね


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【レビュー】働く女性に読んで欲しい☆サプリ

サプリ／おかざき真里



私は、この表紙の色合いに引かれて読み始めました
広告代理店で働く30歳目前の女性のお話

30歳目前の女性って、
それなりに仕事のキャリアを積んできているから、
仕事も任せてもらえるようになり、
おもしろくなってきているころですよね
そして、結婚も意識するようになり、
仕事と恋愛とで悩む場面も増えてきますよね

そんな、葛藤をくり広げる日々をおくる主人公の女性と、
その職場で出会う女性たちに、
共感するところがいっぱいでした

まぁ、私はこの作品に出てくる人物たちほど
華やかではないし、輝いてはいませんが…

仕事がつらい時にかぎって、
恋愛もうまく行かなくて、
何かにすがりたくて、
お魚さんを飼ってしまったり…

女のプライドとか、嫉妬とか、妬みとか、孤独とか…

解決する方法は人それぞれだけど、
同じようにつらい思いをしている人がいるかも…
っと思うと前向きになれたりしますよね
そんな気持ちになれる作品です


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