**はやりっち**

いろんな色があるように
いろんな花があるように
いろんな話もあるのです。

【レビュー】グラン・トリノ

2009年09月28日 | 【レビュー】映画
9月21日は敬老の日でしたが、この映画には
ものすごく骨のあるオジイサマが登場します。

『グラン・トリノ』(2008年、アメリカ)



朝鮮戦争の帰還兵で元・フォードの自動車工、
外国人を毛嫌いし、教会には行かず、
家族からも邪魔者扱いされる老人・ウォルト。
この役がクリント・イーストウッドに似合うんです

あらすじはこちらから
グラン・トリノ - goo 映画

映画自体はおもしろかったのですが
すみれが気になったのはこちら


グラン・トリノって何?

 映画のタイトルにもなっているグラン・トリノとは
 有名なヴィンテージカーであり、
 ウォルトが唯一大切にしているものであり、
 少年との交流するきっかけになった車

 とはいえ、車にくわしくないすみれには
 よく価値がわかりませんでした…


この町はアメリカのどこ?

 映画の舞台は、自動車の街・デトロイト
 黒人労働者が多いことでも有名です。
 また、ウォルトの住む地域はとくに
 日本車メーカーが台頭したためにアジア人が多く、
 アジア人と黒人のギャングが争うシーンがあります

 とはいえ、デトロイトでも黒人とアジア人が
 ガッツリかぶる地域は少ないはずでは…?
 映画の設定とはいえ、ちょっとフシギな気がしました


車やアメリカのことをよく知らないと
伝わりづらい部分もありますが、なんだか
自分の「生きざま」を考えさせられる映画です
79歳・イーストウッドの渋さにグッときます


にほんブログ村に参加中☆