文豪として名高い夏目漱石。
(旧千円札としても親しまれましたね)
「我輩は猫である」「坊っちゃん」「こころ」など
没後100年近くたった今でも作品が
愛されているなんてスゴイですよね
さて、その漱石先生。
文筆家としての「先生」であり
じっさいに英文学の「先生」でもあったわけですが
言葉の使い方や知性には、あらためて憧れちゃいます。
"I love you"、日本語にすると…?
「私はあなたを愛しています」?
今のご時世ならアリかもですが
明治時代にそんなストレートな言い方は不自然
英語の直訳を嫌い、自然な和訳をすすめた漱石先生は
"I love you"=「月が綺麗ですね」
と訳したとか
「愛」という概念が当時は西洋的だった、とか
日本男児はそういうのを口にしないものだ
と言ったとか諸説あるようですが…
なんだかロマンチック
「浪漫」が「非道く」「沢山」?
ロマンといえば…漢字で書くと「浪漫」。
じつはこれ、漱石先生が当てた字なんだとか
他にも「非道い(ふつうは「酷い」ですが)」「沢山」
など、多くの当て字をつくったといわれています。
一般的に使われるようになった字も多いそうですよ
中国語でもすばらしい!?
英語、日本語ともにスペシャリストな漱石先生は
中国由来の「漢詩」づくりまで得意だったんです
一般に、日本人がつくる漢詩は
中国語での発音や韻を意識していないため
あまり上手ではないそうです
しかし、漱石先生の漢詩は
「中国語で発音してもすばらしい」とされ
朗読CDまで出ているとか
とっても言語能力の高い漱石先生ですが
もちろん、尊敬できる部分ばかりではありません。
怒りっぽいなどの問題も多く
家族を苦労させたエピソードも数知れず…
とはいえ、そんな欠点も含めて
深みのある言葉、文学をいろいろと
つくりだしていった人なのだと思います
すみれもお仕事柄、文章を扱うことがあるので
言葉に対する姿勢を学びたいものです
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ちなみに、我輩はコーヒーである。
クリックなどお願いしたいのである。
(旧千円札としても親しまれましたね)
「我輩は猫である」「坊っちゃん」「こころ」など
没後100年近くたった今でも作品が
愛されているなんてスゴイですよね
さて、その漱石先生。
文筆家としての「先生」であり
じっさいに英文学の「先生」でもあったわけですが
言葉の使い方や知性には、あらためて憧れちゃいます。
"I love you"、日本語にすると…?
「私はあなたを愛しています」?
今のご時世ならアリかもですが
明治時代にそんなストレートな言い方は不自然
英語の直訳を嫌い、自然な和訳をすすめた漱石先生は
"I love you"=「月が綺麗ですね」
と訳したとか
「愛」という概念が当時は西洋的だった、とか
日本男児はそういうのを口にしないものだ
と言ったとか諸説あるようですが…
なんだかロマンチック
「浪漫」が「非道く」「沢山」?
ロマンといえば…漢字で書くと「浪漫」。
じつはこれ、漱石先生が当てた字なんだとか
他にも「非道い(ふつうは「酷い」ですが)」「沢山」
など、多くの当て字をつくったといわれています。
一般的に使われるようになった字も多いそうですよ
中国語でもすばらしい!?
英語、日本語ともにスペシャリストな漱石先生は
中国由来の「漢詩」づくりまで得意だったんです
一般に、日本人がつくる漢詩は
中国語での発音や韻を意識していないため
あまり上手ではないそうです
しかし、漱石先生の漢詩は
「中国語で発音してもすばらしい」とされ
朗読CDまで出ているとか
とっても言語能力の高い漱石先生ですが
もちろん、尊敬できる部分ばかりではありません。
怒りっぽいなどの問題も多く
家族を苦労させたエピソードも数知れず…
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