ただ日常をダラダラと‥

アメリカン・トイの思い出。

最近はイソターネット普及のお蔭で良い意味で世界が狭くなった。
何しろ、世界中の商品をスムーズ且つスピーディーに買えるのが嬉しい。
ネットオークションもあるし、翻訳ソフトもあるし、Eメールもあるし、ネット決済も出来るしで世界との時間差がほとんど無くなったってえ言ってもイイんじゃないかしら。
しかし、今から20年ほど前は大変だったンすから、もう。
当時、20代後半だったアタシはアメリカン・トイを個人輸入しようとしていたの。 その手の本を読んだり、学生時代全く使わなかった和英辞書を引っ張り出したりして、全くの独学で。俄かに欲が絡むと普段は決して出さない気合とガッツと根性を発揮するのだ、アタシャ。

銀座の洋書屋でアメリカの玩具雑誌を買って、その本の中に広告を出している店に片っ端から「日本まで発送してくれる?カタログがあったら送って!」って国際返信用切手同封で手紙を出して色好い返事もらいカタログ(ただの英字のコピーだった。)を送ってもらい、その中から商品を選んで、またまた手紙でプロフォーマー・インボイス(送料込の請求書)を請求して、それが届くと郵便局でその金額の国際小為替を作成してもらい、それをまたまたオマタ、そのお店に送るのよ。それで待つこと、およそ1か月半(当時はアメリカ→日本は国際郵便の船便があった。もちろん、船便の送料は安い。)で手元に届くってえスンポウよ!
どう?今じゃ考えられないくらいに煩雑でしょ?
そして、「やれ、ウレシや!」と届いた包みを開封して、出て来たアメリカン・トイを舐め回す様に観察すると気になる文字が…MADE IN CHINA.
その時初めてアメリカの玩具が中国製だというのを知りました…。

We were lookin' for AMERICA.
映画の中のアメリカン・ドリーム
今も AMERICA
あの娘の輝いてた瞳 想い出す
We were just lookin' for "AMERICA"


その時のアメリカン・トイの中の一つ、トーキングのロボ・コップ。
青春?の苦い思い出として保存している。
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