「シックスティーン」石田衣良

「シックスティーン」石田衣良



直木賞受賞作「４teen」の続編的な物語．
ダイ、ジュン、ナオト、テツローの4人の2年後を描いた青春小説集といったところ．

正直言ってがっかり．
４teenは，相当練って練って練り上げたという感じがしたけど，この本は，書き流したっていう印象を否めない．
薄っぺらい感じがします．

これが４teenの続編じゃなけりゃ，たまにはつまんない本も書くのね？石田さんも．

で，終わっちゃうけど，続編は殆どの人が４teenの感動を期待して読むわけでしょ？

期待を裏切ってはいけません．

この作家は「取材力が命」みたいなところもあるので，きっと，忙しくてちゃんと取材する時間が無かったんだろうな．

ってところで．