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「村上海賊の娘」上・下 和田竜

2014年06月07日 21時22分22秒 | 読書
「村上海賊の娘」和田竜




痛快戦国活劇。
時代小説としても新鮮な面白さがありました。

織田信長が大坂本願寺を攻め落とそうとしている時が時代背景ですから、まさにNHK大河ドラマの軍師官兵衛と同時代。

軍師官兵衛の方のお話は、織田と毛利のせめぎ合いが基本ですが、秀吉に見込まれた官兵衛が主人公ですから、陸上の戦いが中心になる。
しかし、それと同時に、大坂本願寺に兵糧米を届ける毛利方とそれを助ける村上海賊チームと、兵糧米の運び込みを阻止したい織田チームとの海上を舞台にした壮絶な戦いがあったわけです。知らなんだあ。
って具合にお話が始まるのですが、主人公はその海賊の親分の娘、景(きょう)。

彼女の男勝りの戦働きがすごいお話。

いわゆる「活劇」です。

ジャッキーチェンの映画と変わらないかもしれないが、まあ理屈抜きに楽しめばいいのでしょう。


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