書く仕事

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逆転の仕事法

2007年06月03日 23時59分06秒 | 日記
やるべき仕事が2つあったとします。
仕事Aは今日中に済ませないといけない仕事。
例えば、明日の打合せの資料作りとか、今日締切りの原稿とかがそうですね。
一方、仕事Bは長期的にはやらないといけない仕事だけど、必ずしも今日やらなくてもいいし、今日中に仕上がる仕事でもない。
仕事の大事さはどちらも同じくらいということにしましょう。

さあ、皆さんは朝、会社に来たらどちらの仕事から取りかかりますか?

大部分の人、私も含めてですが、仕事Aからやりますよね。
当然ですね。今日中に仕上げないといけないのだから、ます仕事Aを仕上げて、安心してから、仕事Bをやればいい、と思うのが自然です。


でもですね、私だけかもしれないのですが、仕事Aが終わっちゃうと、変に安心しちゃって、仕事Bに取り掛かる気持ちがどこかに飛んじゃうんですよ。
結局、どうでもいい雑用をだらだらやってしまい、仕事Bは、伸ばし伸ばしになり、結局仕事Bの締切り間際にならないとやらないのです。
時間をかけてやれば、当然仕上がりもいいし、丁寧な仕事ができるのに、いつも間際にしかやらないので、やっつけ仕事になっちゃうんです。
こまったものだと、ずっと、そう、何十年もそう思って生きてきました。

で、最近、ふと思いついて、こんなやり方をやってみたら、意外にうまく行ったのでブログに書いてみようと...

で、どんなやり方かというと、まず、考え方ですが、今日中にやらないといけない仕事は、多少眠くても、腹が減っても、自分に鞭打ってでもやりますよね。
仕方なしに。
だから、後回しにするのです。
これがポイントです。
今日中の仕事は、今日の最後にする。
例えば、その仕事が3時間かかりそうなら、帰宅予定時間の3時間前から始めるのです。
それまでの時間は、長期的にやらないといけない仕事を時間割にしてやる。
私の場合、秋の学会のための実験の準備とか、プログラム作成とか、後期に新しく担当する授業の準備とかがあります。これらが、全部で5つあったとしたら、さっきの仕事Aのための3時間を引いた残りの時間を5等分して、その時間ずつやるのです。
これは、成功しました。
実際の仕事の成果もさることながら、精神衛生が非常に良くなったのです。

以前だと、長期的にやらないといけない仕事が、いつも心の中のどこかに引っかかっていて、「ああ、今日もできなかった。俺って意志の弱い、だめなやつだ」というメッセージを自分に送らなくてはならなかったのです。
でも、この方法を採用してから、「よし、今日はやるべきことには全て手を付けた。確実に前進している。」オーバーですが、まあそんな気持ちになれるのです。
どの仕事も毎日手を付けるので、立ち上がりが速くて、1時間くらいでも結構進むんですよね。
これが、久しぶりに、いやいや始めると、乗ってくるのに30分くらいかかるので、効率悪いです。

ひょっとしたら、誰かがすでに実践しているかもしれないですが、「今日中の仕事は今日の最後にやる」というcoollife仕事法、お試しあれ。