昨日、熊本市中心部からちょっと北に行った所にある「水の科学館」に行ってきました。
八景水谷(はけのみや)という所にあります。
熊本の水源は全て地下水です。
阿蘇でしみ込んだ水が、地下でろ過された後、江津湖や水前寺など市内のいたる所で湧き出します。
それを人間が取水して水道水としているのです。
天の恵みと言っていいですね。
そんな水事情を背景として、この水の科学館が作られたようです。
こじんまりとした博物館ですが、上の写真のような、水を使った遊具やオブジェがある中庭は小学生の格好の遊び場となりますし、館内の常設展示は水の物理・化学的性質を生かした面白い展示物がたくさん用意されていて、結構楽しめます。
下の写真は直径50cm、高さ1mくらいのガラスの水槽で、スイッチを押すと、底から丸い輪の形の泡が出てくる仕掛けになっています。
スイッチの押し加減で、写真のような丸い泡がうまくできます。
でも、乱暴にやると泡が壊れてしまいます。
なかなか面白いです。
ボランティア(?)の説明員の男性がいろいろと説明をしてくれます。
この男性、65歳以上かなあ、たぶん定年退職した学校の先生風なんですが、とても楽しそうに、うれしそうに子供達に説明していました。
退職後、こんな仕事ができたら楽しいだろうなあと、自分の老後をちょっぴり想像したひと時でした。