風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

六月の第二部

2013-06-01 00:39:57 | 歌舞伎

六月の歌舞伎座は、第一部&第三部のチケットは既に確保しておりまして(また3階席の住人に戻ります・・・)。
残るは第二部だけなわけですが。
『土蜘』はとっても観たいのだけれど、『壽曽我対面』は演目的にどうにも惹かれず(これまで観たことのある演目の中で、一番つまらなかった演目なのである・・・)、チケットの購入が伸び伸びになっていたのです。
『土蜘』の一幕見でもいいかな~、と。。。

が、しかし。

さっき、久しぶりにジムの岩盤浴に寝そべりながら、ふと思ったのでありますよ。
私、海老&玉さまも観たことがあるし、玉さま&仁左さまも観たことがあるけど、海老&仁左さまの組み合わせはまだ観たことがないのであった。
み、観たいかもしれない!
たとえストーリーがまったく面白くなく、仁左さまの台詞も殆どなくて座り続けているだけの役であろうとも(泣)!
美しい海老(五郎)が美しい仁左さま(工藤)にくってかかって、それを美しい菊(十郎)がやんわりと諌め、そんな若い二人を美しい仁左さま(工藤)が大人な態度であしらい、受けとめる構図――。
うっわ・・・、かなり美味しいのではないでしょうか!
しかも海老の恋人は、これまた美しい七(化粧坂少将)!
さらに海老&菊は、浅黄色のペアルック!
前回観たときは工藤が海老だったけど、今回は仁左さまなので、少しは観やすい演出になっているかも、しれないし。
あれほど地味なストーリーの『石切』を吉右衛門さんが思いきり魅せてくれたように、仁左さまだったら『対面』をきっと魅せてくれる、はず。

3B席の戻りチケット、出ないかなぁ。。。
ていうか、どうしてこの第二部が第一部に比べてこれほどまでにチケットが売れているのか、まったく理解できないのですが。。。
『土蜘』では、ないよねぇ・・・。
となると『対面』?でも、どうして?若手が出るから?
それなら、演目的には『助六』の方がずっと派手で見応えがあると思うのだけれど。海老&菊&七も出てるし。
『対面』には他に愛之助も出るけど、そこまでの集客力とも思えないし。。。

と、思いきや。

おお、『土蜘』には勘九が出るのか!
もしや、これですか?第二部のチケットソールドアウトの理由って。

いや、待て。

それなら今月の第一部だって、4月の第三部だって、もっと売れていてもよかったはず。
あ、もしかして勘九と七を一枚のチケットで観たいとか??
そういえば4月の『お祭り』も壮絶な人気でしたっけ。おかげで私は『熊谷』の一幕見に簡単にありつけたわけですが(通しで買う人が少なかったから)。
中村屋の人気ってそんなにスゴイの・・・?

いずれにしても、こんなことなら、迷っていないでさっさと買っておけばよかったかなぁ、二部の(3階席の)チケット。。。
4月、5月が意外とすんなり入手できたから、油断してたわ。。。

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