風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

文うつす

2007-09-09 14:56:50 | 

文うつす硯の氷解けにけり 梅なき家も春は立ちぬる

安政元年12月24日に萩野山獄中から松陰が送った兄宛の書簡より。
硯(すずり)に氷かぁ、、、。そういう環境で本を読んだり勉強したり同囚の人たちへ講義をしたりしていたんですねぇ。
ちなみに松陰と2歳上の兄梅太郎との間で交わされる書簡は、国事を論じたかと思えば次の行では食べ物について冗談を言い合ったりしていて、微笑ましいです(^^)

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