United Minds (Strikes Back)

2013年に解散した電子音楽ユニット、SpiSunのWeblog“United Minds”跡地

No Time This Time 〔by ラウド〕

2009-01-12 20:54:37 | Music
去年のちょうど今頃、YouTubeで「Going Underground」のPVを観てThe Jamに一気に雪崩れ込んで行ったわけですが。

今年はこれです。


Rock History: The Police "Message in a Bottle" 1st time live

自分の中では「Going Underground」を聴いた時と全く同質の胸の高鳴りを感じる、スマッシュなナンバーでした。ギターリフがたまらない。
実は去年末に『Reggatta de Blanc』を買っておりまして、昨日今日聴き始めたわけではないのですが…。
先週、1stの『Outlandos d'Amour』を購入したので、The Jamのように本格的にThe Policeを聞き込んでいくという宣言をここでしたいと思います。

ホワイト・レゲエの先駆者という扱いの彼ら。
レゲエやワールドミュージックをロックのフォーマットで演るという先鋭的な音楽性ながらも、非常に親しみやすく聴いていて全く苦にならないのはスティングのソングライティングの妙でしょうな。
そしてスチュアート・コープランドの引き出しの異常なまでの多さ。素晴らしいドラマーですね。
以前一緒に働いていたドラマーの方が「彼を嫌いな人は殆どいないんじゃないかなぁ…」と穏やかな口調で評していた事を思わず思い出しました。
アンディ・サマーズに関してはスミスの記事で語ったとおり。アニマルズにも在籍した事のある経験が血肉として活かされているような広がりのあるプレイヤーですな。

『Outlandos d'Amour』では、パンク/ニューウェーヴの流れに乗ってデビューした彼ら。
「俺たちはフェイク・キッズで、フェイク・アマチュアだった」という発言が示すとおり、高度なテクニックを持ちながらもあえて乱暴に演奏し、十分なキャリアを持ちながらもあえて若さの衝動に任せたようなスタイルをとるという、何だか壮大なジョークのようなエピソードではありますが。逆にその攻撃的な姿勢が、卓越した演奏力に支えられているがゆえにこの作品の完成度を高くしているのではないかと。
「So Lonely」のギターソロのえせパンクっぷりが非常に良いですね。アンディ・サマーズって本当に器用な人なんだな。

あとは…なんといっても三人ともルックスがいいですからね。
さっきの曲のPVは、日本の地下鉄(一部は香港)でゲリラ的に撮られたそう。カッコいいです。

The Police - So Lonely


次は「見つめていたい」が入っている『Synchronicity』を買ってみようと思っています。

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2 コメント

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Unknown (cloud9)
2009-01-14 23:56:03
Police最高ですね!昨年2月の再結成来日公演へ行きましたが全盛期とまったく変わらない演奏には圧倒させられました。ちなみに私のお薦めアルバムは1980年発表の3rd『Zenyatta Mondatta』です。もちろん最高傑作の1983年発表の5th『Synchronicity』は言うまでもありませんが、ラウド殿には是非『Synchronicity』を聴く前に『Zenyatta Mondatta』を聴いてもらいたいです。ビートルズで言うところの『Rubber Soul』『Revolver』でしょうか。追記:1981年発表の4th『Ghost In The Machine』は後のスティングのソロアルバムを思い起こさせます~
Unknown (ミカ)
2009-01-21 02:25:50
>>cloud9さん
何だかんだでかなり私はcloud9さんの影響が大きいと改めて気付きましたw
と言うより、やはり音楽的に多く共通点があるということでしょうか。

実は…『Zenyatta Mondatta』は、『Outlandos d'Amour』とどちらを買うか迷ったんですよ。結局「Roxanne」が聴きたかったので後者を買いましたが…アドバイス通り、『Zenyatta Mondatta』を購入します。ありがとうございました。

『Ghost In The Machine』収録の「Spirits in the Material World 」は、ジョージの『Living in the Material World 』からタイトルを取ったそうですね。

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