ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

福井市へ

2011年04月25日 | 旅先にて
明日からの二日間の審査のため、米原経由福井市に17時過ぎに到着しました。桜の満開を既に過ぎた時期なのに今日は肌寒い。コート姿の人もまだ見かけます。

福島原発事故が一向に収束しない状況にあり、福井県にも原発が幾つかあったとの記憶からHPで確認してみました。

なんと福井県には原発が13基も設置されています。関西電力の50%を賄っているとか。美浜原発の事故を関西電力が隠していた事件もありましたね。

県のHPでは、以下の理由で原発が多いのだそうです。
1.堅い岩盤(がんばん)があること(地震の揺れを小さくします)
2.大量の水が得られること(タービンを回したあとの蒸気(じょうき)を冷やすために海水を使います)
3.広い敷地(しきち)があること
4.地元住民の理解があること

県の財政上「原発関連の交付金」を当てにしているようであり、県行政では原発反対の意見は少ないようです。

放射性廃棄物の安全な最終処分方法が決まっていませんが、次々と原発が建設され、いざ事故が起きると「想定外」などと無責任は発言が出ています。ほんとに良いのでしょうか。しかも今回の震災は「人の想定」を嘲笑う程甚大な天災でした・・・。

地図で見ると半径50キロほどで京都が含まれる炉もあるのでは?原発事故が起きると日本の伝統と文化を捨てて避難する事にならないでしょうね。

写真は夕焼けの福井城お堀端の景色です。

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