ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

日本触媒姫路製造所の爆発火災事故でISO認証やCSR報告を認証・検証した機関は何を見ていたのか?

2012年10月06日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース120930-121006

◎(経10/5経済5) EUの欧州委員会は域内原子力発電所の耐性評価の結果を正式発表,稼働停止が必要な重欠陥なかったがほぼ全てで改善必要と

◎(経10/5社会38) 北海道大学や国立極地研究所などの研究グループは大気中の硫酸塩濃度が気温の長期変動に影響,多いと寒冷化と (二酸化炭素などの他の変動要因との関係に関する説明なし,多要因解析したのかな)
http://www.nipr.ac.jp/info/notice/20121001aerosol.html

◎(経10/4企業11) 味の素やイトーヨーカ堂,三菱食品など食品関連16社は食品の廃棄ロス削減検討会を発足,賞味期限前廃棄の商習慣改善へ (単に期限変更でなく高度な販売時点管理による在庫圧縮などかな)

◎(経10/3マーケット商品21) 日本経済新聞はインドネシアなどでの環境規制強化で南洋材丸太価格が2倍に,製紙用チップが鳥類保護で制限,調達先多様化

◎(経10/3社会34) 環境省は11月1日から3月末まで家庭用暖房使用抑制や室温を20度に設定するウォームビズを実施すると発表 (室温20度とはなんと甘い政策,目標未達は政策にあり,4月も東日本は寒いのに,省エネを3月で区切るのは科学的ではありませんね,気温で区切るならわかる)

◎(経10/2夕刊表紙1) 環境省は中小ビルの省エネ・温暖化対策を促進するため改修支援事業を13年に創設,3分の1補助,床面積1万平方米以下 (耐震改修などと一体で進めるべきでは,縦割り行政の例)

●(経10/2夕刊社会15) 日本経済新聞は姫路の日本触媒姫路製造所の爆発火災事故で消火設備や冷却装置が機能しなかった可能性と取材結果から (環境マネジメントも機能しなかったようですね,認証機関の責任は? (http://www.jcqa.co.jp/archives/2556 )

●(経10/1社会39) 日本触媒は姫路製造所爆発火災事故で消防通報遅れ謝罪,姫路市消防局が製造所全体に緊急使用停止命令,兵庫県警が家宅捜査 (環境マネジメントシステム(環境ISO)の認証を取得済みだったのになぜ事故の発生と適正な行動が欠けたのはなぜか,認証制度に問題かな。)<ISOのみに限らず、CSR報告書を検証した日化協はどのような見解を出すのだろうか。姫路工場の活動のレベルアップと教育をほめている。高リスクエリアで一体何を検証したのだろうか。>

●(経9/30社会35) 姫路市消防局は姫路の日本触媒姫路製造所のアクリル酸のタンクが爆発し液が飛散,消防士1人が死亡30人重軽傷と (工場の自主消火活動など詳細不明)

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