ISOな日々の合間に

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2012:ムービー鑑賞

2009年11月25日 | お楽しみ
昨日、仲間と鑑賞してきました。
ストーリーは古代マヤ人が2012年の冬至頃に訪れると予想した人類滅亡に関する幾つかの仮説を元に製作されている。

惑星直列とそれに伴う巨大な太陽フレアー。その太陽フレアーと共に膨大な量のニュートリノが地球に注ぎ、地球中心部のコアの温度を急上昇させ、大陸移動を伴う地殻変動が始まるという科学的な背景設定がされている。

見事なVFX技術で巨大な津波、巨大ビルの崩壊、地殻変動などが描かれ、ストーリーの展開やテンポも淀みない。もう一度見ても良い。

Wikipediaによれば、水星から海王星までの8個の惑星が太陽を中心にする90度の扇型の中に集まったと考えられる時期の計算値では、2161年の5月から6月に最小扇角68.7度で並ぶとされているが、2012年の記載は無く現実には起こら無いだろう。

仮に惑星直列が起きれば地球に何かしらの影響は及ぶと推定されるが、映画ほどの激変は起きないのでは。映画では64万年に一度起こるとしているが、現在南極で進行している氷床コアの分析では過去90万年前まで到達しているが急激な変動は報告されていない。

ただし、太陽を回る巨大惑星である木星の重力の影響で太陽が20年周期で位置が揺れている事は知られている。この現象を利用して第2の太陽系探しが実際に天文学者の間では繰り広げられている。一定周期でその位置を変える恒星を探すことで。

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