ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

伊藤忠商事とレゾナックは化学繊維を使った使用済み衣料品を活用したアンモニアを生産へ

2023年04月01日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20230326-20230401

◎(刊3/31電機13) ディスコは環境配慮型ダイシングソーの新製品を発売、発熱量の少ないスピンドルモーターを採用し冷却水量を6割以上削減
https://www.disco.co.jp/jp/news/corp/20230331.htm

◎(刊3/30電機18) シャープは台湾のEインクHDと電子ポスター分野で協業、42型白黒の小電力ディスプレーを4月発売、災害時も使用可能 (表示維持時は電力消費なし、電子ブックでもお馴染み)
https://corporate.jp.sharp/news/230329-b.html

●(刊3/29機械9) 横浜のケルヒャージャパンは除草専用の温水高圧洗浄機を4月発売、100℃近い高温水を雑草に散布、根元から枯らす農薬レス

●(経3/29ビジネス15) 伊藤忠商事とレゾナックは化学繊維を使った使用済み衣料品を活用したアンモニアを生産へ、従来方式よりCO2排出8割減 (レゾナック:旧昭和電工)
https://www.resonac.com/jp/news/2022/12/20/2263.html

◎(刊3/28エネルギー20) 英フローテーション・エナジー(東京電力系)はノルウエー社と共同でスコットランド沖の浮体式洋上風力の独占開発権取得 (得られる知見を日本国内で生かすため)

◎(刊3/28最裏面34) 日刊工業新聞は深層断面欄で硫酸バナジウムを電解液とした大容量・長期間蓄電可能な住友電工のレドックスフロー電池を紹介
https://sumitomoelectric.com/jp/products/redox

◎(刊3/27表紙1) 丸紅と松江のミライエは共同で4月から使用済み太陽光パネルのガラスを脱臭装置の基材に活用する事業を開始、多孔質化 (大量廃棄時代に備え)

●(刊3/1エネルギー15) 電巧社とさいたまのサイサン他3社は青森県で太陽光発電設備に協調型風力発電設備を追加し系統連系枠の利用率を43%に倍増

日経は脱炭素エネルギーの伏兵としてアンモニア発電に注目集まると

2023年04月01日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20230326-20230401

●(経4/1表紙1) 米財務省は消費者が電気自動車を購入する際の税優遇の指針を発表、北米以外で生産した輸入車への優遇適用を見送り,23年 (メキシコとカナダ等は認めるのは貿易協定の関係かな)

●(経3/30総合3) 電力広域的運営推進機関は50年迄の広域送電網の整備計画を公表、東日本中心に原発約12基分、再エネ5割を前提に原資7兆円 (ここ迄長い道のりでしたが、今後や如何に)
http://www.occto.or.jp/capacity-market/

◎(刊3/30環境22) 日本気候リーダーズ・パートナーシップはG7サミットに向け意見書を公表、日本政府に他先進国並みに35年迄電力脱炭素をと (略称JCLPは企業グループの団体)

◎(経3/29表紙1) EUはエネルギー相理事会で35年にゼロエミッション車以外の販売を原則禁じることで正式合意、合成燃料エンジン車を例外に (クリーン水素などの合成燃料にコストや技術に課題とメディア指摘)

●(刊3/29表紙1) 経済産業省は加熱時にアンモニアや水素で燃焼、熱処理時は電気式のハイブリッド工業炉の開発を支援、脱炭素に貢献と

◎(経3/28夕刊表紙1) 米エネルギー情報局は22年に初めて米発電量のうち再生可能エネルギーが石炭火力を抜いて2位に、天然ガス1位、太陽風力増 (出来ない理由を並べる日本、出来るよう努力する米国)

●(刊3/28総合2) 経済産業省は廃棄されている資源の有効活用に必要な情報が流通するプラットフォームを25年迄に整備へ、有識者会議に案提示

●(経3/28ビジネステック16) 日本経済新聞は脱炭素エネルギーの伏兵としてアンモニア発電に注目集まると紹介、水素と比較し保管や輸送容易と、課題費用 (コストの比較でメディアは排出二酸化炭素の回収固定化コストを考慮していないのが残念です)

●(経3/27総合2) 環境省は日本や千島の海溝で想定されるM9級巨大地震での災害ごみが最大271万トンと推計、ただ処理計画策定済みは50%留り

◎(刊3/27総合2) 経済産業省は26年度から家庭用蓄電池が需給調整市場に参加できるようにする、群管理の手法や市場ルールを23年度に整備など