ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

ノルウエーのヤラ(肥料大手)は23年にもオーストラリアのアンモニア製造工場で太陽光によるアンモニア製造、日本へ

2021年07月10日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20210704-20210710

●(経7/9テック17) 東京大学の研究グループは植物の光合成に欠かせない葉緑体のゲノムを自在に編集する技術を開発、収量増などへ応用が期待
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20210702-1.html

●(経7/8表紙1) ノルウエーのヤラ(肥料大手)は23年にもオーストラリアのアンモニア製造工場で太陽光によるアンモニア製造、日本向け視野 (発電用で水素の4分の1のコスト見込み、石炭の2倍強、政策支援に注目が集まる)
https://www.yara.com/corporate-releases/yara-and-jera-plan-to-collaborate-on-clean-ammonia-to-decarbonize-power-production-in-japan

◎(経7/8ビジネス14) ファミリーマートは店舗に家庭で余った食品を預かる回収ボックスを130店に拡大、地域の協力パートナーが必要な人に配布 (食中毒対策が鍵)
https://www.family.co.jp/company/news_releases/2021/20210706_01.html

●(経7/7ビジネス16) 三菱ケミカルは炭素繊維の再生事業をドイツで本格化、温暖化ガス排出量が6分の1に、燃料化は欧州ではリサイクルと認めず (記事にはアディダスやイケア、コマツのどの例も紹介)

●(刊7/7自動車6) トヨタ自動車は燃料電池車ミライで満充填走行距離1040.5kmの世界記録を更新、福島県から東京まで約26時間と10人で運転

◎(刊7/7電機9) キヤノンは低用融点トナーを採用するなどして消費電力を12%低減したオフィス向け複合機10モデルを発売

◎(刊7/7科学技術21) 産業技術総合研究所の研究グループは下水処理場の処理水からアンモニアを回収する技術を開発、活性汚泥槽の負担軽減にも

◎(経7/6ビジネス1) LIXILはリサイクル材の比率を従来の3倍にした樹脂製の窓を8月に発売、アルミに比較し断熱性能は3倍

都は温暖化ガス排出削減のキャップ&トレード制度の第2期期間の成果は計画を超える成果と

2021年07月10日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20210704-20210710

●(経7/10表紙1) 日本経済新聞はデータで読む地域再生欄で19年度の一般廃棄物排出量が全国で1人1日当り918g、最小県は長野で816gなど

◎(経7/9表紙1) 日本経済新聞は企業統治の現実欄で2021年はESGが議論から行動へ移った年となったと指摘、株主提案が新しい姿模索と

◎(経7/9国際13) 米政権は再生可能エネルギーへ補助金で転換急ぐ、米エネルギー情報局は22年に発電量の22.5%になり天然ガスに次ぎ2位

●(経7/8国際11) 中国政府は7月にも中国全土で二酸化炭素排出枠取引開始を決定、地域を跨ぎ可能に、10万トン以上と以下で、投機的売買禁止 (日本は政策面で引き離されるばかり)

●(経7/8社会34) 環境省の専門家会議はアメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリ*)を特定外来生物に指定する案を了承、輸入販売野外放出禁 (飼育については結論でず議論継続)

●(環7/7環境経営3) 東京都は大規模事業所による温暖化ガス排出削減のキャップ&トレード制度の第2期期間の成果を発表、計画を超える成果https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/large_scale/data/index.files/CapandTrade2015-2019result.pdf

◎(経7/7夕刊表紙1) 原子力規制委員会は九州電力の玄海原子力発電所で想定する震度の最大揺れを引き上げる必要あるとの見解、見直し要求 (もし追加投資が必要となれば所要コストの一半の責任は国が負うべきでしょう、逐次改善は単価アップ)

◎(経7/6マーケット商品17) 日本経済新聞はシカゴのトウモロコシ先物相場が10年ぶりに高騰と、バイオ燃料と農産物の競合、燃料需要増の気運で激化

◎(経7/5グローバル市場13) 日本経済新聞はMarket Beat欄でESGに関する情報の開示が評価可能に、外見より内実に着目し企業掘起しで債券価格向上と