ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

日本製紙はセルロースナノファイバー(CNF)の国内最大量産プラントを石巻で稼働

2017年04月29日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース20170423-20170429

●(刊4/28総合3) 味の素,UMI,東京工業大学の細野教授はアンモニア合成の実用化でベンチャー企業を設立,オンサイト型工場運営目指す
https://www.ajinomoto.com/jp/presscenter/press/detail/2017_04_27_02.html

◎(刊4/28エネルギー26) 京セラやシャープなど住宅用蓄電池メーカーは普及のため大型化から一転小型の蓄電池を相次ぎ製品化,集合住宅にも設置可能

●(刊4/28地域経済31) ガリューはマシニングセンターのクーラントの使用量を10分の1にし効率的にワークを冷却洗浄する洗浄機器を発売,形

●(経4/28首都圏39) 川崎のナノフエルはナノエマルジン化処理技術を使い植物油から水のみでバイオディーゼル燃料を製造する技術を開発,安価 (品質よりコストを優先し需要を開拓) http://nanofuel.co.jp/nbf02.html

◎(経4/26企業14) 日本製紙は紙離れが深刻な製紙事業の後継にとセルロースナノファイバー(CNF)の国内最大量産プラントを石巻工場内で稼働
http://www.nipponpapergroup.com/news/year/2017/news170425003747.html

◎(刊4/24機械7) 米GEは蓄電池と航空機エンジン転用ハイブリッド発電システムを開発,不安定な再生可能エネルギーの特性をカバーし維持
http://www.ge.com/jp/news

●(経4/24中小企業11) 滋賀県大津のI.S.Tはリチウムイオン電池の容量を1.5倍寿命を1.7倍にする技術を開発,負極にシリコン,接着性向上

●(刊4/24環境11) 東レは工業廃水の浄化で逆浸透膜の前処理に自社の中空糸限外ろ過膜を使い,逆浸透膜の操業コストを約3割削減,防汚技術で (目詰まり対策)

◎(経4/24科学技術13) 東京都市大学の研究グループは波によって発生する船舶の揺れを吸収しながら発電する技術を開発,小型モーターで効率よく

●(経4/23サイエンス30) 名城大学の研究グループはツバメのふんから巣周辺の土壌汚染の有無を調べる手法を開発,土壌から虫のルートで半径1km

環境省は環境対策にナッジの手法を用いたビジネスモデルの実証事業を今年度から

2017年04月29日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20170423-20170429

◎(経4/29社会38) 厚生労働省は国内の化学工場で粉末状化学物質の袋詰め作業などしていた従業員6人が肺疾患を発症,防塵対策を指導 (アクリル酸系高分子プラスチック粉末)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11305000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu-Kagakubushitsutaisakuka/0000163635.pdf

◎(経4/28ニュースな科学35) 日本経済新聞は世界一の日本の都市鉱山と使用済み家電に含まれる金銀等の回収・再利用の意義を解説,課題はコスト (何十年前から言われていること。世界一の根拠は不明)

●(経4/28首都圏39) 川崎のUGペットは駆除された野生のイノシシやシカなどの獣肉を主原料とするドッグフードを販売開始

◎(刊4/27科学技術23) 英ケンブリッジ大学やスペイン国立研究協議会の研究グループは釣り餌の幼虫がポリ袋を分解しグリコールに変換を発見

◎(経4/27社会42) 環境省は福島県内で除染した土の再利用に関する基本方針を改定,公園を含む緑地の造成にも使う考え,覆土でさらに安全も

●(環4/26環境経営3) 環境省は環境対策にナッジの手法を用いたビジネスモデルの実証事業を今年度から5年間様々な地域で実施,ビッグデータ活用 (ナッジ(行動経済学);科学的分析に基づいて、人間に「正しい行動」をとらせようとする戦略) http://www.env.go.jp/press/103926.html

◎(環4/26環境経営3) 海上保安庁は今月から全国100カ所の海岸で子供たちを中心とした海岸清掃活動,ごみ拾いやごみの分類調査

●(刊4/26地域経済27) 東京都は解体工事で発生するコンクリート塊からの建築資材再生砕石の利用支援のため新らしい品質認証制度を5月開始 (JIS規格がない)