ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

EUが2013年時点でVWの排ガス不正問題で警告していたが追求せずと,当局責任論も

2015年10月03日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20150927-1003

◎(経10/2アジア9) 日本経済新聞はインドネシアの森林で大規模な野焼きや火災で発生した煙が周辺国に流れ込む煙害がシンガポールなどへ拡大 (昔から今も)

◎(経10/2夕刊総合3) 米環境保護局は光化学スモッグの原因物質となるオゾンの大気中濃度を75ppmから70ppmに引き下げると発表 (日本での単独規制はない,光化学オキシダントの形で規制)

◎(経10/1企業14) 電気事業連合会は14年度に1kW時当たり発電時に排出した二酸化炭素量が13年度比2.8%減少と発表,火力効率向上等 (排出量は5.6%減)

◎(経9/30夕刊総合3) 原子力規制委員会は関西電力美浜原発の敷地内活断層調査団の評価書を受理,活断層の可能性低いとするもの

●(環9/30エネルギー2) 中国は17年から発電や製鉄,セメントなどの主要産業にCO2排出量上限規制,排出量取引制度を導入,目標達成へ具体策

●(経9/28特集37) 日本経済新聞は食品廃棄物発生量が年1927万トンと指摘,同量が家庭で発生と,気象予報から受給管理の動きなど対策特集

●(経9/28表紙1) 独紙フランクフルターアルエマイネは11年時点でフォルクスワーゲンの社内で違法性が指摘され担当幹部が停職処分と報道 (ソフトは内部テスト用として自動車部品大手のボッシュが提供;EEC(電子エンジン制御システム)用かな)

●(経9/27国際5) 欧米の複数のメディアはEUが2013年時点でフォルクスワーゲンの排ガス不正問題で警告していたが追求せずと,当局責任論も  (日本はEUなどと情報共有しているのでしょうか)

●(経9/27総合3) 国土交通省は国内走行の自動車排ガス試験の強化を検討開始,米国と同様の方式のため不正を防げず,追加し厳化

●(経9/26夕刊表紙1) 米環境保護局(USEPA)は自動車排ガス試験不正問題を受け試験を強化,自動車各社に通達,実際の路上走行に近い検査 (迅速な対応)