ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

世界経済フォーラムは日本の原発の信頼回復に独立規制機関の設立求める

2012年04月28日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース120422-120428

◎(経4/28経済5) 北海道電力は今夏の節電対策に新たな料金制度を導入,使用量を前年同月比で減らした企業の電気料金を割り引く,原発停止で

●(経4/27夕刊総合2) 政府は第4次環境基本計画を閣議決定,被災地での再生可能エネルギー推進や放射性物質汚染対策等,温暖化ガス中期目標なし
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=19756&hou_id=15131

◎(経4/27夕刊総合2) 政府の需給検証委員会は今夏の電力需給見通しで供給量の大幅に積み増しが困難との見方で一致,今後は需要抑制を議論

●(経4/26総合3) 新日本製鐵は韓国ポスコなど相手取り,高性能鋼板の製造技術を不正に取得したとして不正競争防止法違反と東京地裁に提訴 (省エネに優れた方向性磁性鋼板と低コスト製造技術: 特許による差別化を無視して批判する方がおられますが供与されなけれな真似できない)

◎(経4/26経済5) 福井県原子力安全専門委員会は大飯原発周辺の活断層の連動影響を原子力安全・保安院に説明を求めた,次回会合で報告へ (保安院はそのような質問を想定して資料を提供しなかったのが不思議)

◎(経4/26社会42) 東京電力は柏崎刈羽原発周辺の複数活断層が連動すると従来想定の最大地震の揺れを一部上回る可能性と公表,耐震性再確認へ

◎(経4/25表紙1) 原子力安全・保安院は日本原子力発電敦賀原発1,2号機直下の断層を調査,活断層の可能性で追加調査を日本原電に指示 (国の耐震設計審査指針は活断層やその連動断層上で原子炉等の設置を認めていない)

◎(経4/24経済4) 日本経済新聞は欧州危機を背景に温暖化ガス排出量取引価格が日欧で低迷,1年で6-7割下落,省エネ技術や投資滞る懸念と (制度上,規制と経済情勢にリンク)

◎(経4/24企業9) 日本経済新聞は国内の化学工場で大規模事故が相次いでいる背景を紹介,多品種生産で設備が複雑化,人的ミスに管理徹底急務

●(経4/23夕刊総合2) 世界経済フォーラムは日本の稚拙な脱原発にエネルギー安全保障を危機にさらすと警鐘,信頼回復に独立規制機関の設立求める