ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

福島原発事故関連-5

2011年04月09日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 110403-110409

◎(経4/8表紙1) 東芝は米ウエスチングハウスなどと共同で東京電力福島第一原子力発電所の廃炉プランを東京電力と経済産業省に提出,日立も

◎(経4/8総合2) 日本経済新聞は社説で原発事故をレベル6に見直せ,保安院が過小評価際立つ,日本気象学会が会員に独自予測出すなと規制

◎(経4/8夕刊社会14)厚生労働省は薬事食品衛生審議会の放射性物質対策部会を開催し暫定規制値や魚介類の基準の設定値を部会が了承 (魚介類が葉物野菜並み規制ということは,内部蓄積より表面付着を問題視しているのでしょうか)

◎(経4/7表紙1) 原子力安全保安院は原子力発電所敷地内で微量のプルトニウムを新たに検出 (敷地外の情報なし,企業は敷地外の環境測定を勝手にできないが国家機関なら測定可能だし義務では)

◎(経4/7夕刊総合3) 日本政府は国際原子力機関で福島原子力発電所での事故状況を報告,津波対策強化を指示しようとした矢先に被災と主張 (津波対策強化に関することは報道されていない)

◎(経4/7国際7) 日本経済新聞は原子力発電所事故で海外主要メディアの論調を紹介,日本政府や東京電力の対応に不信感を示す記事が増大

●(経4/5表紙1) 東京電力は福島第一原子力発電所の廃棄物処理施設等にある低レベル法派生物質を含む大量の汚染水を海に放出開始,政府容認 (高濃度汚染水対策で異例の対応,漁業関係への事前説明(リスクコミニュケーション)の状況不明、基準の100倍)

●(経4/5社会30) 厚生労働省は魚からの放射性ヨウ素の検出で,予想外で新たに水産物の規制を検討する方針 (予想外というリスク管理不在の国の姿に愕然)

●(経4/5社会30) 厚生労働省は茨城県北茨城の平潟漁協が採取したコウナゴから放射性ヨウ素をkg当たり4080ベクレルを検出,出荷検査で (県の要請受け漁獲を自主規制)

●(経4/4夕刊社会14) 厚生労働省は食品の放射性物質の暫定規制値の緩和を食品衛生審議会の意向を受け,緩和なら消費者の不信を招くと維持決定 (暫定基準の設定時に起因,超えてもただちには影響ないと言い続けるのかな)