ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

福島原発事故関連-4

2011年04月02日 | 週間ニュース:ピックアップ
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●(経4/1夕刊表紙1) 東京電力は福島第一原子力発電所のタービン建屋付近の地下水から法令基準の1万倍の放射性ヨウ素が430ベクレルを検出

◎(経4/1夕刊社会15) 東京電力は福島第一原子力発電所の復旧に当たる一部グループで線量計を代表者だけが装着,社内内規準拠,厚生労働省令違反 (人命(労働者)軽視が目立ちますね)

●(経3/31表紙1) 東京電力社長は事故を陳謝し福島第一原子力発電所の1-4号機を廃炉せざるを得ない,地震津波対策不十分だったと

●(経3/31総合2) 経済産業相は原発事故を受け全国の原発を対象とした緊急安全対策を指示,原子力安全保安院が4月中に確認,電源や冷却対策  <原子力安全保安院は経済産業省から切り離し中立機関にすべきでしょうね>

◎(経3/31経済7) 農林水産省は土壌中の放射性物質が農作物にどの程度取り込まれるか推測できる移行係数(基準値)を策定する方針,コメから

◎(経3/31社会30) 文部科学省は全国都道府県の大気中の放射線測定結果,水戸や宇都宮などで依然平常値超過するも減少傾向,健康被害水準以下

●(経3/30表紙1) 政府は産業界など大口電力使用者に対して電力使用制限を発動する方針,節電についての自主行動計画等も求め計画停電回避へ (大口電力消費者は政府や行政,大学,研究機関も)

●(刊3/30環境17) 日本原電は東海第二原子力発電所が東日本大震災の津波で非常用電源1台が水没するも対策済みの2台が無事で冷却機能維持 (中越沖地震で対策途上,対策すれば安全を実証。津波防護壁を4.5mから5.7mにした,津波は5mだった)

●(経3/29夕刊表紙1) 東京電力は福島第一原子力発電所の敷地内の土壌でプルトニウムを検出,0.5-1.2ベクレルと微量,建屋外で高濃度汚染水も (人体に影響がない値とのコメントがあったが,本来このようなコメントは排出者でなくメディアが第三者(専門家)の意見を聞いて載せるべきではないでしょうか)

●(経3/27表紙1) 東京電力は福島第一原子力発電所3号機のたまり水の放射性物質汚染が通常の1万倍であることと事前に作業員に伝えずと (安全衛生管理のずさんさを露呈,可哀想な作業者)