ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

福島原発事故関連-3

2011年03月26日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 110319-110326

●(経3/19表紙1) 原子力安全保安院は東京電力福島第一原子力発電所1,2,3号機の事故が国際原子力事象評価尺度でレベル5に相当と暫定値 (米スイーマイル島と同レベル)

●(経3/20総合3) 官房長官は茨城県産のホウレンソウと福島県採取原乳とから省設定の暫定基準値を3-7倍超える放射線量を検出,出荷停止へ

●(経3/21経済5) 政府は東日本大地震で原子力発電所が停止し,電力不足を石油や石炭火力発電でカバー,京都議定書達成困難で罰則除外要請へ (罰則;次期でカバー,排出量取引禁止,対応計画提示、一層の節電が先では,例外扱いしたら政策実施腰砕け)

●(経3/22社会18) 厚生労働省は福島県飯舘で採取の水道水から暫定規制値の約3倍の放射性ヨウ素が検出,飲用を控えるよう住民に広報 (放射性ヨウ素;規制値300ベクレル(Bq),検出値965ベクレル,いずれも1kg当たり、なぜシーベルトでないのかな)

●(経3/23総合2) 原子力安全委員会委員長は参議院予算委員会で原発事故で想定の甘さを認め,今後の原子力安全規制行政の抜本的見直し必要と (想定外と発言するなど物議をかもした発言が多かった方のようです,M9が世界史上初なら想定外も分かるが)

●(経3/24首都圏27) 千葉県松戸の北千葉広域水道企業団は千葉県北西部の7市に,乳児摂取を控えるよう住民に注意をと,横浜市は活性炭増量 (行政はなぜ冷静に判断し行動しないのか,私だったら汚染の推移をもう少し見守るが,風評製造機関)

●(経3/24国際9) 米エネルギー省は福島第一原子力発電所の事故に関する放射線の観測結果を公表,低レベルながら北西地域が高めと,航空機等 (コンターマップ(等高線)での公表は海外からばかり,政府はなぜ公表しないのか,詳細測定していないのかな)

●(経3/24表紙1) 東京都は金町浄水場で水道水1kgあたり210ベクレルの放射性ヨウ素を検出,乳児向け暫定規制値超え,乳児に遠慮要請 (測定値の再現性など不明,推移見る必要、測定が統計的品質管理手法に基づいた組織的恒常的なものなのか不明(疑問)、まずあたふたしないで欲しいのは行政当局)

●(経3/25総合3) 東京電力は福島第一原子力発電所3号機で作業していた作業員3人が被曝と,2人が皮膚に放射線やけどの疑い,180mSv (Sv;シーベルト,生体被曝の大きさ)

●(経3/25夕刊表紙1) 東京電力は福島第一原子力発電所3号機建屋内の滞留水から運転中の炉心の水の1万倍の放射性物質を検出と,復旧の障害と