ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

審査員は経営コンサル? そして、長浜の「のっぺいうどん」

2011年03月03日 | 旅先にて
ISO14001の主任審査員として審査に従事してそろそろ9年になる。審査経験を積んだことで多くの業種の審査に携わっています。

審査機関を認定するJABが定める35項目の認定分野のうち、以下の13分野に携わってきました。

「食料品、紙・パルプ、印刷、化学薬品、ゴム・プラスチック、電気的装置、再生業、建設、卸・小売り、輸送・倉庫、情報技術、研究開発、産廃業などのその他の専門サービス」

これらの専門分野ごとに経験と知識の「引き出し」が増え、それぞれの「引き出し」は様々な事例が埋まってゆきます。

認証取得後、数年ほど経過すると多くの受審組織はどのようなテーマの目標を設定すればよいか、達成のためにどのように取り組むとよいなどの悩みが生まれてくる。そのようなときは、少し異なる業界での目標の例や取組の例を紹介してヒントを提供することが多い。

先日、審査の後でのこと。紹介事例が余程その組織に役立つヒントになったようで、環境管理責任者から「経営コンサルのように種々ヒントを頂き有難うございました」と礼を言われました。

そこまで言ってくれるのですから、きっと来年の審査では経営課題とリンクした本業の課題が環境目的・目標に繋がっていることでしょう。審査員としてうれしくもあり、来年が楽しみでもあります。

今週前半は都内で審査、後半は京都から長浜へ。写真は長浜で100年の歴史を持つうどん屋「茂美志や」の有名な「のっぺいうどん」。今日の夕食は「近江牛 牛しゃぶのっぺいうどん」¥1,200なり。味もボリュームも望ましい。

詳しくは以下のホームページをご覧ください。
http://www.momiji-ya.jp/udon/index.html

日中の京都では雪が舞うほど冷え、夕方着いた長浜では一段と寒さが身にしみる。その折に、近江牛入りの「あんかけうどん」は体を芯から温めてくれました。