ISOな日々の合間に

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「初めて人に親切にしてもらいました。」:一日一善?

2009年11月03日 | 雑感
昨日の16時頃のこと。最寄りの駅でエキネット予約のJRチケットを受け取った帰り道のこと。家まで数分の距離にある交差点に差し掛かった時、雨が降り始めた。信号待ちで立ち止まった時はパラパラ降りだったのが、信号が変わることには本格的に降り始めた。

降り始めに傘をさす際に私の脇に立っていた二十歳前後の女性を見ると、傘を持っていないようで戸惑っている様子だった。

その信号を渡るとすぐ次の信号があり、30秒ほど待たされている間に雨足はさらに早くなった。脇にいた女性も同じ方向へ向かうようなので、「途中まででもご一緒にどうぞ」と声をかけ傘を差しだした。

私と同じ方向で、私よりもさらに先まで行くらしい。たわいない雑談をしながら我が家の前を通り過ぎ、彼女の家の少し手前まで送ってゆきました。

別れ際に私をみつめて言った彼女の一言が「初めて人に親切にしてもらいました。ありがとうございます。」だった。

そのことを妻に話すと、今の若い人は友人と歩いている時に雨が降ってきても、傘を持たない友人に傘を差しださないらしい、とのこと。彼女の一言が事実なら種々の意味で重い一言であり、たまたまそのように表現しただけなら「今日は一日一善できたかも」くらいに思うところですが・・・。

あの一言を思い出すと、どうも気になり、どこか気持の落とし所が見つからない。