ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

今週のブックマーク

2007年02月27日 | お楽しみ
日々の仕事や興味のある事柄についてGoogle検索でネット上の情報を集めるのが一般的になってきました。特に再度アクセスする価値があると思われるサイトをブックマークしておくと便利です。

これから機会を設けてお勧めなサイトを紹介しようと思っています。今回は二つのサイト紹介します。

1. 野口健公式サイト:http://www.noguchi-ken.com/message/index.html
サイトの題が「富士山から日本を変える」。
コンテンツ欄には、野口健からのメッセージ、野口健ニュース、野口健からのビデオメッセージ、野口健ブログ、掲示板、プロフィール、フォトギャラリー、七大陸制覇がある。

25日の当ブログで紹介した内容は、「野口健からのメッセージ」内のメッセージカテゴリー「地球温暖化」の中の「アフガニスタンに向けて」の記事に関連しています。是非アクセスすることをお勧めします。

2. 市民のための環境学ガイド:http://www.yasuienv.net/
国連大学:副学長、東京大学;名誉教授でもある「安井至 博士」のサイト。知る人ぞ知る環境関連の著名サイトです。

車の燃料としてエタノールが脚光を浴びているが、車とヒ卜が食糧を奪い合う恐るべき構図が見えるとして、以下のように述べています。

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温暖化対策を進めたい国では,バイオ燃料の導入を決めつつある。この意味での先進国はブラジルである。サトウキビからアルコールが作られる。しかし,サトウキビがどの国でも育つ訳ではない。そのため,日本では米から日本酒を作る要領で,アメリカではバーボンウイスキーと同様にトウモロコシからアルコールを作る政策が進められようとしている。

 しかし,車とヒ卜が食糧を奪い合う恐るべき構図が見えはじめている。大型車をアルコールで走らせると,ヒトの100人分ぐらいの食糧を必要とする。2億台程度がアルコールで走るということは,人口が200億人も増えることを意味する。可食郡はヒ卜に,そして,非可食部からエタノールを作れば良いという考え方はあるが,人類史上いまだに麦の藁から焼酎が作られたことはない。そう簡単ではないことを意味する。セルロース分を分解する細菌が存在することは事実である。シロアリはそのような細菌の助けを借りて生きている。反芻動物も同様である。しかし,技術で何でもカバーできると考えるのは,人類の思い上がりだろう。
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