ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

師走イルミナーションat浦和2006

2006年12月01日 | 雑感
今日は会社の帰りに浦和駅前で師走のイルミネーションを携帯カメラで撮ってきました。LEDイルミネーションの定着、それとサッカーボールのイルミネーションが印象的でした。

いまや発光ダイオードを用いたLEDイルミネーションが大流行。クリスマスには家庭でも用いられているようだ。交差点の信号機の殆どがLEDタイプに置き換わり、視認性が向上し好評。路線バス内の段差のある部分にも用いられ、いまや様様な場面に登場している。

発光ダイオードは一種の半導体を応用した点光源で、光の3原色である、(赤)・(緑)・(青)が揃ったので、フルカラー表示が可能。玉切れや消費電力が少なく、あまり発熱せず、しかも超長寿命のLED。実際、同じ明るさの電球と比べると消費電力は1/10で、寿命はなんと20倍以上だとも言われているらしい。環境効率が電球に比べて200倍と言うことになる。

環境効率が200倍といえども、使用する場面が急増して、エネルギーの使用量が従来より増えてしまうようでは環境改善にならずもとの木阿弥。現在の環境を孫の世代まで残すには、今のエネルギー使用量で、全ての活動で環境効率を10にする、すなわちファクター10を目指さなければならないと言われている。

種々の産業界ではISO14001の認証取得や環境負荷削減に真剣に取組んでいるが、家庭部門の環境負荷削減がちっとも進んでいない。もはや、クールビズやウォームビズなどでは追いつかないのに政府は及び腰。景気停滞を懸念しているのだが、その前に地球環境が破綻しては困るのだ。市民一人ひとりが資源・エネルギーの使用に際して、もっとムダを省く生活が必要なのだ。自分と子孫のために。

ところで、明日はレッズ対ガンバ戦。J1の優勝を決する最終戦だ。伊勢丹の前では大きなレッズの旗を路面に広げ、市民が優勝を祈願する寄せ書きをしている。是非、悲願の優勝を勝ち取ってほしい。そうなれば、サッカーボールの赤いイルミネーションが誇らしく見えるでしょう。