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性格とADHD/行為障害の関連性

2006年03月28日 | Weblog
Journal of Child Psychology and Psychiatryより

フロリダ州立大学の研究チームの報告によると、幼少の頃に感情をコントロールするのが困難であったり攻撃的な言動が多かった、りスリルを求めがちな行動が多い場合、ADHDまたは行為障害になる可能性が高まるそうです。

この研究は初めて「性格とADHD・後遺障害の関連性」を調査したものです。行為障害は上記の症状そのものなのでそのままなのですが、ADHDも「幼少の頃の性格」が深く関係しているという見解を示しています。

これらは「性格が障害の一部であり、障害は性格の一部である」という結論付けでしょうか?

性格を変化させるのは困難なことですが、子供の頃は両親の育て方である程度変化させることは出来ます。障害を抜きにしてペアレンティングは非常に重要ですよね。