conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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同類哀れむ

2008-10-16 00:12:00 | 日記
うすら寒さを感じるこの季節だけど、今日は幾分か温かさのこもる一日だった。
何処かに身を隠していた蚊が寝ぼけるように浮遊して来たり、家庭菜園に屯するブヨが、毒針を脅かして女人を攻めたり・・・小さな生きものたちが僅かな温度差にも敏感に反応して、命のバトンを果たそうとして人間を悩ましてくる。

昆虫にとって今は冬の入口。
そう云えば、一匹の蟷螂が大きな腹をかかえて、花壇を仕切ったレンガを上ろうとしていました。上りきらないうちに滑り落ちて仰向けにバンザイです。

蟷螂の悲しさ、同じことを繰り返して場所を変えようとしません。

その後、三十分ほど後に再び見ると、其処には何もありません。??
野鳥に食べられたか?
あの大きなお腹には、雄蟷螂の宿命が詰まっていたようにと思うのだ。
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