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『四畳半襖の裏張り しのび肌』: それはどうなんだろう

2011-02-11 20:05:00 | 日記
『四畳半襖の裏張り しのび肌』: それはどうなんだろう
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August 16, 2009
『四畳半襖の裏張り しのび肌』
『四畳半襖の裏張り しのび肌』(1974年)を観た。神代辰巳監督。昭和初期の色街。性に早熟な少年を中心に、芸者や周辺の人びとの性的生活の諸相を描く。
関東大震災の日に、ある芸者が、旦那をめぐってライバルとなっていた女から赤ん坊をさらってくる。芸者に育てられた赤ん坊はやがて少年となるのだが、寝ている上の階では母親が客をとり、襖を開けた横の部屋には他の芸者がいるという環境で育ったがゆえ、少年は知らぬうちに早熟な性の練達者となっている。少年は男女を問わず、誰彼かまわず手を出してゆく。手を出された方は、その手練手管にすぐにまいってしまう。
不思議なのは、この少年のたたずまいである。痩せぎすの体に、のっぺりとした中性的顔つき。とくに美しくも不細工でもなく、個々のパーツが小さい、平べったい表面といった感じの顔つきである。表情に乏しく、内面や主体性というものを読み取れない。
性にまつわる行動も、奪うとか襲うとかいった男性的強引さよりも、按摩をしてあげようといって、泊めてもらっている映写技師の夫婦の夫のほうに手を出すなど、隙をみつけては滑り込むように性交渉の関係に入る。衝動に駆られる、というのとも違う。どちらかといえば惰性に近い。
少年は太鼓もちがお気に入りで、つねに猥歌を口ずさんでいる。歌をうたいながら、母親のところに来た男の世話をしたり、映画館にかよったりしている。本能で動く動物でもなく、主体性や内面で動く人間でもない、ある場所に棲みつく妖怪のような存在である。河童や座敷童のごとく、とくに害はなく、ただ歌を口ずさみ、性的交渉の機会とみればすぐに手を出すという習性をもつ、そんな妖怪。
厚みや深みのない、妖怪じみた少年ののっぺりとした存在感が醸し出す、独特のセクシュアルな感覚があとを引く映画である。
August 16, 2009 in 映画・テレビ | Permalink
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