コンセールルミエール

フルートアンサンブル 
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古典は、果てることの無い創造性の源

2012年06月12日 | 音楽一般
若い頃はananやnonnoを買っていた私も最近読む雑誌は日経ウーマンや婦人公論。

今日買った婦人公論の記事。バレエダンサーの熊川哲也さん取材。勉強になりました。

「古典は、果てることの無い創造性の源」とは彼の言葉です。いにしえの偉人達と対話すること。ドビュッシーがどんなバレエを想像して「遊戯」や「火の鳥」を作ったのか。彼らの生きた時代に思いを馳せ、彼らの意志を汲み取りたい。音楽だけでなくバレエ作品の原作を読むのも面白い…。そういう作業が徐々に深化していくと、ついチャイコフスキー先生に「くるみ割り人形のこの旋律をこんな風に変えて!」とかリクエストしたくなっちゃう(笑)と。

私たちクラシックの奏者は全く同じ気持ちでいるなぁと。でも見る方向が違うと、思うことも変わってくる。同じ山を登っているけれど違う方向から登ってる感じ。振り付けから音楽を考えられる人がいるというのが目から鱗。でもダンスの曲はそうあるべきなんですよね。