ひかるんち

セレブな日々にあこがれて・・・

ビストロ・ラ・プロヴァンス

2006-01-07 23:20:06 | Weblog
日々、力強く生きていくために、充分な睡眠・バランスの取れた食事・適度な運動。この3点は基本である。
しかし、私は平均睡眠時間4時間・コンビニ弁当ばっかり・やるときは過激に、やらないときは全くやらない運動・・・と非常に不健康な生活。

極度に少ない睡眠はテンピュールに身を任せることで質のよい眠りを得ることにし、運動する時間がないので日々、自転車と早歩き(普通の女の子だと私に小走りでついてくるくらいの速さで歩きます。)で解消。
食事はというと・・・
私にはビストロ・ラ・プロヴァンスという強い見方がついている!

西武新宿線 久米川駅下車 徒歩3分に位置するフレンチレストラン。
今年でオープン6年目を迎える。

このプロヴァンスのオーナー夫妻はお店を始める前からの友人である。
ずっと、ずっと妹のようにかわいがっていただいている。

ここの料理はいつも、どれも、何でも美味しいのだが、何といってもオススメは
「きのこのグラタン」
こんなに美味しいグラタンを私は食べたことがない!と言い切りたい。

店が近所ということもあり、時には仲間と、時には一人でフラリと立ち寄る。
どんなにストレスがたまっていても、どんなに落ち込んでいても、プロヴァンスの料理があればたちまち幸せ気分になる。
嬉しいときも、ここの料理で幸せを倍増する。
美味しいものは本当に人を幸せにしてくれる。

約5年前のことです。
私は極度のストレスにより、咽頭炎になり、声を出すことが出来なくなりました。
喋れなければ私の仕事は成り立ちません。
食欲もなく、ふらふらと外に出るがモウロウとして買い物もままならない。
ランチタイムがまもなく終わってしまう時間だったがプロヴァンスに行った。
ここでなら何か食べられるかもしれない・・・
真っ青で声も出ない私をマスターとママはビックリして迎えてくれた。
マスターは他のお客様はいないからと早々に店を閉めて私に料理を作ってくれた。

「何か食べれそう?何が食べたい?」
優しく問いかけてくれるママの言葉にただクビを横に振るだけの私。
「残してもいいから、少しでも口つけられるなら食べなさい。」
そういってマスターはリゾットを作ってくれた。

一口、二口と食べ始める。
喉に食べ物が通る感触を久しぶりに感じる。
「あぁ、おいしい・・・」
この瞬間に私、生きてるんだなぁーーと思った。
さすがに完食はできませんでしたが、食事を終えるころには私にも明日は来ると元気が出た。

あの日のことは、一生忘れない。

今日も年明け初のプロヴァンス。
頼まれごとがあって伺ったのだが、お礼に・・と食事をご馳走になってしまった!
今年は更に過酷な毎日と予測されるが、プロヴァンスの料理があれば、頑張れることでしょう

・・・ということで、プロヴァンスを支える会のみなさん、私抜きでは始まらないでしょ???