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【ヴィクトリアM】過去の“帰国組”ウオッカは圧勝 /SP

海外遠征から帰国、いきなりJRAのG1に出走して結果を出したのは9頭牝馬はともにUAE(ドバイ)帰り。世界最高賞金レースのドバイワールドCで2着に健闘した01年トゥザヴィクトリーは、8カ月後のエリザベス女王杯に優勝。昨年のウオッカはドバイの2戦は、5、7着と振るわなかったものの、ヴィクトリアマイルでは後続に7馬身差をつける圧勝で力の違いを見せつけた。
[ 2010年05月15日 ]


【ヴィクトリアM】ブエナ、ムード上昇  /DA

 追い切り翌日も元気に坂路を駆け上がったブエナビスタ=栗東トレセン
追い切り翌日も元気に坂路を駆け上がったブエナビスタ=栗東トレセン

 「ヴィクトリアマイル・G1」(16日、東京)

着々と準備は整っている。ブエナビスタは追い切り翌日の13日、いつものように栗東坂路に姿を現した。4F64秒4‐47秒2‐15秒3、小気味のいいフットワークでこう配を駆け上がった。「順調にきている。落ち着いて走れていたし、体つきも変動のあるタイプではない。普段と変わりないのがいいな」と松田博師はうなずく。栄冠奪取へムードは高まる一方だ。

【ヴィクトリアM】ブエナビスタは6枠11番
  /SAN

2010.5.14 09:54

16日に東京競馬場で行われる古馬牝馬のGI競走「第5回ヴィクトリアマイル」(芝1600メートル、1着賞金9000万円)の枠順が確定した。2強のブエナビスタは6枠11番レッドディザイアは8枠17番に入った。

昨年の牝馬クラシック2冠を制し、ドバイシーマクラシック2着で世界にアピールしたブエナビスタ、ドバイの前哨戦を快勝した秋華賞馬のレッドディザイアともに帰国初戦Vを狙う。対戦成績では2勝1敗とリードするブエナビスタだが、レッドディザイアの調整ぶりも上々で、4度目の頂上決戦はどちらに軍配が挙がるか。

秋華賞2着の実績があるブロードストリート5枠9番、東京コース得意のラドラーダ2枠3番からのスタートとなった。馬券は15日から全国で前売りされ、レースは16日東京競馬場11R、午後3時40分にスタートが切られる。



【ヴィクトリアM】ブエナ帰国初戦V死角なし
2010.5.14 05:04

ブエナビスタは、CWでの満点の追い切りから一夜明けた木曜は坂路で4ハロン64秒4、ラスト1ハロン15秒3と意欲的な調整を行った。松田博調教師は「この馬にとっては、これが普通キャンター。これ以上、遅くするとかなり引っ張らなくてはならないからな。見ての通りで、追い切った後も順調や。東京なら枠順も関係ないし、あとは力を出し切ればいい結果が出ると思う」と、ドバイ遠征からの帰国初戦Vに向けて自信を深めていた。

【ヴィクトリアM】ブエナ、追い切り翌日“悠然”  /SP

追い切り翌日の13日、ブエナビスタは坂路コースに入って調整。4Fを64秒4でラスト1Fは15秒3。15―15(1F15秒ペースのキャンター)のラップをきっちり守って軽快に坂を駆け上がった。「いつもの追い切り翌日と同じ。リラックスしていい雰囲気や」と松田博師は余裕の受け答えだ。最終追いでは併せた3歳1勝クラスの馬相手にムチが入って併入格下馬に食い下がられる形になったが「この馬は普段から変わらないことが一番いい。G1だからといって特別なことをすることもない」と悠然と話した。

先行勢がガンガン飛ばした先週のNHKマイルCは1分31秒4の日本レコード決着となったが、師は「今週はそれほど速い流れにはならないはず。メンバー的にスローまで考えられる」と長い直線での追い比べと見ている。マイル戦はこれまで4戦4勝を誇り、瞬発力勝負は望むところだ。「気にしていないので、よその馬のことはよく分からない。乗り方はジョッキーが考えることなので指示は全く出さない。ただ、あまり前の位置で競馬をすることはないと思うよ」と横山典にすべて託す構えだ
 [ 2010年05月14日 ]

【ヴィクトリアM】ブエナ&ディザイア、馬体減か  /SP

ヴィクトリアマイル出走予定馬の調教後の馬体重が発表された。ドバイから帰国初戦となる2強は、ブエナビスタが前々走・京都記念時から2キロ減の456キロ、レッドディザイアは3走前のジャパンC時から2キロ増の480キロ。ともに輸送を控えるだけに、直近の国内戦時と比べて馬体を減らしての出走となる可能性が高い。 [ 2010年05月14日 ]


ブエナやっと併入も…自信あり/Vマイル /NI

<Vマイル:追い切り>

牝馬最強マイラーを決めるヴィクトリアマイル(G1、芝1600メートル、16日=東京)の出走馬18頭が12日、東西トレセンで一斉に追い切られた。ドバイから帰国初戦となる2強の注目は状態面。3歳1勝馬と何とか併入したブエナビスタ(牝4、栗東・松田博)は目立つ動きではないが、松田博資師(64)は自信満々。ライバルのレッドディザイア(牝4、栗東・松永幹)はドバイショックもなく、「G1責任予想」の高橋悟史は好調と判断した。

女王の動きは物足りなかった。ブエナビスタはCウッドでアドマイヤプリンス(3歳500万)と併せたが、09年12月以来実戦から遠ざかっている3歳馬とどうにか併入。8馬身差を追いかけたことや、脚色の違いはあるにしても、ゴール板通過時の脚勢は必ずしも優勢ではなかった。直線で手前を頻繁に替えた点も決していい材料ではない完調手前の疑問符が付く最終追い切りだった

しかし、松田博師は「いつも通り、もう十分やと思います」と不安説を一蹴するかのように、ニカッと笑顔を見せた。「1回目のけいこはいれこんでハミをかんで良くなかったけど、今日はいつもと変わらずいけたね」。確かに雰囲気は終始落ち着き十分で、掛かるそぶりは全くなかった。6ハロン82秒5、ラスト12秒2の時計も、ジャガーメイルやドリームジャーニーを破った2月の京都記念の時(83秒1-12秒3)と大差ない。また、ドバイから長時間の輸送や検疫は大きな負担になったはずだが、4月29日の帰厩時にトレーナーが抱いた第一印象は「ふっくらしていい状態」だったという。

追い切りの見た目の悪さを、国内外でG1・22勝の名伯楽の感触や時計が否定する。何より地力が違う。クラシック2冠や有馬記念2着に加え、直線で前が詰まる不利があったドバイシーマクラシック2着好走は、直前の動きがベストではなかったとしても無印にできる実績ではない。

桜花賞以来となる1600メートルも問題ではなかった。「マイルは4回走って全部勝ってます。今は長い方がいいだろうけど、東京だから力を出し切れる。よその馬は気にしてない」とライバルのレッドディザイアを意識するつもりもない。

乗り役に指示はしません。まあ、あんまり(前に)行きすぎたら無理やと思う。この馬なりのレースをしてくれたらいい結果が出る。自信は持ってますよ」とリーディング断トツの横山典に託し、最後まで強気な姿勢を貫いた。

けた違いの能力で国内最強牝馬の座を簡単につかむのか、それともまさかの不発があるのか。3日後の答えを待つしかない。【木南友輔】

 [2010年5月13日10時25分 紙面から]


【ヴィクトリアM】ブエナ、鋭く伸びた /DA

 CWをスムーズな脚さばきで駆け抜けたブエナビスタ(左)=栗東トレセン
 CWをスムーズな脚さばきで駆け抜けたブエナビスタ(左)=栗東トレセン

 「ヴィクトリアマイル・G1」(16日、東京)

女王の座を目指し、熱い火花が飛び散る。東西トレセンで12日、最終追い切りが行われ、海外遠征帰りのライバル2頭が猛アピール。4度目のG1制覇を狙うブエナビスタは、栗東CWで追走並入。余裕のある手応えで、シャープな伸びを披露した。

 ◇  ◇

最強牝馬の称号を譲るわけにはいかない。世界を経験し、ひと回り成長したブエナビスタが、府中でその力を誇示する。

追い切りは栗東CW。アドマイヤプリンス(3歳500万下)を6Fで5馬身ほど追走してスタート。ゆったりとしたペースで運びながらも、バネを感じさせるフットワークはさすがG1馬。厚みのあるボディーが、走りに力強さを加味する。4角で内に馬体を合わせると、仕掛ける相手にワンテンポ遅れる格好で気合を注入しぶとさを発揮する相手を引き離すことはできなかったが、シャープな伸び脚を見せて並入。6F82秒6‐38秒5‐12秒1を計時した。

4月29日に宮城県山元トレセンから帰厩し、ここに照準を定めてきた。「馬体がふっくらとして帰ってきた。先週はイレ込んでハミをかんでいたが(今週は)2回目なので問題なくやれた。いつも通り。変わったことをやる必要はない。動きは十分だし、これでいいと思う」。松田博師は普段と変わらない表情、言い回しで及第点を与えた。

前走のドバイ・シーマクラシックでは2着。3/4馬身及ばなかったが、実力が世界レベルであることは証明した。「出国前は検疫に入っていたが(厩舎改築による騒音など)工事の関係でカイ食いが落ちていた。現地の方が体調が良かったな。(レースは)よく頑張ってくれた。能力は発揮できたと思う」と振り返る。

オークスを制した地で約1年ぶり、4度目のG1制覇を狙う。桜花賞以来のマイル戦だが「4回走っているが、全部勝っている。長い距離の方がいいだろうが、東京なら問題はない。相手なりに走るので時計は気にしていない。この馬なりの競馬をしてくれれば、結果は出ると思う」と絶大な信頼を寄せる。ライバルを退けて、再び頂点をつかみとる。


【ヴィクトリアM】ブエナ疲れなし12秒1  /SAN
2010.5.13 05:08

GIヴィクトリアマイルで帰国初戦を迎えるブエナビスタが12日、滋賀・栗東トレセンで追い切りを行った。同じ厩舎の3歳馬相手にCWコースで余裕の併入。6ハロン82秒6、終い1ハロン12秒1と抜群の切れを見せた。昨年の秋華賞で苦杯を喫したレッドディザイアと4度目の対戦となるが、ドバイ・シーマクラシックで僅差2着の実力を、オークス制覇以来の東京コースで見せつける。
中東の熱い夜を酔わせた豪脚。世界の芝のトップホースが集結したGIドバイ・シーマクラシックで2着に健闘した昨年の2冠牝馬ブエナビスタが、帰国初戦に向けて豪快な追い切りを行った。

中東のUAE・ドバイから帰国して6週間。これだけの期間に疲れを癒し、体調を整えるのは至難の業だが、ブエナの動きは好調をアピールするには十分だった。CWコースで先行するアドマイヤプリンス(牡3、500万下)を3馬身ほど追走し、直線は内へ。長めの距離からじっくり走らせ、最後にためた力を爆発させる松田博資厩舎独特の調教方法だが、直線でゴーサインが出ると、目一杯に追われる相手に襲いかかる。ハナづら合わせてのゴールも、手応えで優勢なのは歴然。6ハロン(1200メートル)82秒6、3ハロン38秒5-12秒1の瞬発力は、見る者をうならせた。

先週までは少しイレ込んでいたけど、今週はだいぶ良くなった今まで通りの調教で、変わったことはやる必要がない」

松田博資調教師の顔に満足の笑みが浮かぶ。ドバイではフランスのオリビエ・ペリエ騎手が手綱を取ったが、今回は再び横山典弘騎手に託される。今年はJRA63勝(12日現在)を挙げ、2位の岩田康誠騎手(38勝)を引き離して、リーディングを独走中だ。

「とにかくいい状態で出てこれるか。それだけだよ。状態さえ良ければいい勝負になるのは間違いないからね」

ブエナの能力に対するノリの信頼は厚い。力さえ出せば、牡馬も含めて現役トップの馬。今回は牝馬同士だから、自信が揺るがないのも当然だ。

「ドバイのレースは見たけど、やっぱり力がある。いいレースだったね。今回は帰国初戦。人間だって海外から帰ってきたら疲れているもの。ましてや馬は貨物便で帰ってくるんだから。でも調教師からは順調だと聞いているし、マイルだってこなしているから」

松田博厩舎とは大レースで何度もコンビを組んできただけに、スタッフに全幅の信頼を寄せる。マイル戦は未勝利戦~阪神JF~チューリップ賞~桜花賞とGI2つを含め4戦4勝。トレーナーは「今のブエナビスタにはもう少し長い距離の方が向いているかもしれない。ただ、直線の長い東京なら大丈夫でしょう」と、愛馬が期待に応えてくれると信じている。

やっぱりブエナビスタは強い-。国内復帰戦でそう思わせてみせる。(柴田章利)


【ヴィクトリアM】ブエナビスタ疲れ知らず12秒2 /SP

春の古馬女王決定戦「第5回ヴィクトリアマイル」の追い切りが12日、東西トレセンで行われた。ドバイシーマクラシック2着のブエナビスタがCWコースで遠征の疲れを感じさせない軽快な動きを披露すれば、レッドディザイアも坂路で併走馬をぶっちぎる動き。ともに万全の状態をアピールして2強ムードが強まった。なお、同レースの出走馬18頭は13日に確定、枠順は14日に決まる。

ブエナビスタはドバイシーマクラシック2着の堂々たる実績を引っ提げての帰国初戦。その実力は誰しも認めるところだ。焦点は遠征での疲れがあるかどうかのただ1点だが、この日の動きはそんな心配も一気に吹き飛ばすものだった。

CWコースでアドマイヤプリンス(3歳500万)を追走。直線で内から並び掛けると徐々に加速。右ムチを一発浴びせ抜け出しをはかるが相手も食らいつく。最後は併入だったがラスト1F12秒2。躍動感あふれるフォームでゴールを駆け抜け、松田博師は納得の表情を見せた。

「いつも通りの調教ができた。十分やと思う。ここまで2回やったが、1回目はイレ込んでいてハミをかんでいた。それに比べれば良かったし力を出せる」

帰国後、着地検疫と検査を経て4月29日に帰厩。本番までの調整期間は短いが宮城県・山元トレセンで緩めず乗り込まれていただけに、仕上げに時間はかからない。「馬体もふっくらして、いい状態で帰ってきた」とトレーナーが話すように、実戦に向け態勢は整った。「いつも通り」という松田博師の言葉こそが調整の順調さを表している。

今回は桜花賞以来のマイル戦。この距離はこれまで4戦4勝とパーフェクトの成績を残しているが「長い方が安心して見ていられる」と話すようにベスト距離でないのもまた事実。それでも「東京だったら大丈夫やろ」と指揮官は不安視していない。舞台は広くて直線が長い東京コース。脚質に自在性が出てきた今なら、好位から追走しきっちり先行馬を差し切れる。

「この馬のレースをしてくれたらいい結果は出せるはず。良馬場でやりたい」

世界の強豪相手に一歩もヒケを取らない実力を示した“世界の名牝”が、昨年7馬身差をつけて圧勝したウオッカに続き、今年も実力の違いを見せつける。[ 2010年05月13日 ]



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